若ハゲを防ぐには髪の毛にいい食べ物と育毛剤の相乗効果
若ハゲを防ぐには食べ物を見直してください
若ハゲを防ぐにはなんといっても髪の毛によい食べ物が必要です。
髪の毛は毛穴の奥にある毛母細胞というところで作られます。
毛母細胞は繊毛という毛の赤ちゃんを生み出します。
繊毛は、毛母細胞の側に有る毛乳頭細胞という細胞から栄養素を受け取り、毛乳頭細胞が出す刺激によって成長を促されて成長し、やがて頭皮から顔を出すのです。
- 毛母細胞が繊毛を生み出すには毛母細胞が元気でなければなりません
- 繊毛が大きく育つには毛乳頭からの栄養補給や成長刺激が必要です
そのためには充分な栄養素が必要なのです。
ですから、髪を生み出し、髪を育てるためには髪にいい食べ物をバランス良く摂る必要があるのです。
目次
毛の成長には頭皮環境も大切です
前の頁で、若ハゲを防ぐには頭皮ケアも大切だといいました。
頭皮には毛細血管がたくさんあり、毛細血管は酸素や栄養素を毛母細胞や毛乳頭に送り届け、細胞の代謝を高めて発毛や育毛を促進するのです。
頭皮の健康状態が悪ければ毛母細胞や毛乳頭細胞への酸素や栄養素の供給が悪くなり、良い髪は育たないのです。
繊毛(毛母細胞) = 種
頭皮環境 = 畑
のような関係なのです。
良い髪を育てるには、
- 良い種
- 良い畑
が必要なのです。
貴方の若ハゲには育毛剤も有効です
貴方の若ハゲの具合はどの程度ですか?
若ハゲの多くはAGAという男性型脱毛症(Androgenetic Alopecia)というハゲなのです。
貴方の若ハゲの程度を自己診断してください。
AGAの自己診断
AGAはこめかみの生え際が後退するハゲで、生え際がM字状になるため、M字ハゲとも呼ばれることはご存じだと思います。
日本皮膚科学会のAGAの診断法や分類は別の頁にも詳しく書いたのですが、再度、簡単に説明いたしますね。
日本皮膚科学会では、
頭頂線(耳孔と頭頂を結ぶ線)と 角額(額の生え際)までの距離が2センチ以内であればAGAだと診断
されます。
貴方の場合はどうでしょうか、、、、
AGAであれば育毛剤も必要
ハゲの原因には様々なことが考えられています。
- 年齢や遺伝
- 睡眠不足などの不摂生
- ストレスの過多
- 頭皮の血行不良
- 栄養バランス
- 頭皮の皮脂分泌過剰
- 喫煙
しかし、AGAの場合には、男性ホルモンが関与しているのです。
AGAの原因
男性ホルモンであるテストステロンは、5α-リダクターゼという酵素によって、活性がさらに高い、ジヒドロテストステロン(DHT)に変わります。
DHTは身体の様々な部位に作用して男性ホルモン効果を現すのですが、毛母細胞に作用すると、髪の成長を抑えてしまうのです。
ですから、AGAを予防するには、DHTの作用を抑える必要があり、DHTの作用を抑えるには、5α-リダクターゼの作用を抑制する必要があるのです。
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髪にいい食べ物と育毛剤の相乗効果で若ハゲを防ぐ
髪によい食べ物だけでAGAを防ぐのは難しい
日本人に若ハゲが増えているのは、食事の西洋化によると説く専門家もいます。
脂質の多い食べ物は頭皮の皮脂腺を活発にして皮脂分泌を盛んにするため頭皮環境が悪化する傾向にあります。
若ハゲが増えたのは、大豆や発酵食品を食べなくなったからと説明する専門家もいます。
大豆にはイソフラボンという女性ホルモンの作用を持つ成分が含まれ、5α-リダクターゼ抑制作用が有るといわれています。
大豆による製品、例えば、豆腐、味噌、納豆などをたくさん摂ればAGAを防ぐことが出来る可能性が有ります。
でも、仕事で忙しい貴方には大変難しいことかも知れません。
育毛剤の効果
貴方の若ハゲがAGAの可能性が有るのだとしたら、
髪にいい食べ物 + AGAに効果のある育毛剤
で相乗効果を狙って若ハゲを防いだ方が効果があると思われます。
たくさんの育毛剤が市販されています。
貴方はどんな育毛剤を使ったら良いのか分かりますか?
市販されている育毛剤は、その効果から4つに分けられます。
- 男性ホルモン抑制
- 血行促進
- 毛母細胞活性促進
- 頭皮保湿
AGAへの効果が期待されるのは、1)の男性ホルモン抑制効果のある育毛剤です。
その他の育毛剤でも効果がないわけではありませんが、上にも書きましたように、
AGAの原因は5α-リダクターゼによって産生されたDHTの作用によるものですから、5α-リダクターゼ抑制作用のある育毛剤でなければ大きな期待はできないのです。
詳しく見る ⇒ 5α-リダクターゼ抑制作用の有る育毛剤
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