ダメよ~ダメダメ!ハゲちゃダメと言われたらどうする?
日本毛髪科学協会の認定講師で毛髪診断士の けんぞう です。
今日もご覧になっていただきありありがとうございます。
今日も科学的根拠に基づいた育毛関連の情報をお届けしたいと思います。
目次
はじめに
夫の薄毛が目立つようになってきました。
夫がハゲたから嫌いになると言うことはないにしても、
妻からしても、
子供も小さいので、
- 父兄会には、、、
- 運動家には、、、
- 記念撮影には、、、
ですから、出来ることなら進行を遅らせたいなぁというのが本音です。
Yahooのお悩み相談にも、「夫の薄毛」がたくさん相談されています。
ダメよ~ダメダメ!ハゲちゃダメとは言われないにしても、
奥さんは内心で気を揉んでいるのです。
さて、貴方はどうする?
ヒトのせいにしちゃダメ
「オヤジが薄毛だから、、、」、「家はハゲの家系だから、、」と、他人のせいにしてはいませんか?
父親や母親の親戚筋にハゲや薄毛の人が多いと貴方もそうなると思っても間違いではありません。
その人の家系を見れば将来の頭髪の状態はある程度予想は付くのですが、大事なことは、
◆ 脱毛が遺伝するわけではない
◆ 遺伝するのは脱毛ではなく体質
ということです。
得に遺伝しやすいのは、脱毛の中でもM字ハゲといわれる「男性型脱毛症」です。
男性型脱毛症には、
● 男性ホルモン(テストステロン)
● 5α-リダクターゼという酵素
● 男性ホルモンの受容体(ホルモンを感受する受け皿)
の3つが関係して起こるのです。
男性ホルモンの分泌が旺盛で、5α-リダクターゼの活性が活発で、毛根に男性ホルモンの受容体が多ければ男性型脱毛症になりやすいのです。
このような、男性型脱毛症になりやすい体質は遺伝するのですが、脱毛しやすい体質を持っていても脱毛しない人はたくさんおり、
脱毛しやすい体質とその他の条件が重なれば脱毛が始まるのです。
貴方の脱毛が始まったと言うことは、その他の条件を貴方が自分で作ってしまったからなのです。
脱毛が始まったのは、家系のせいではなく、貴方の責任なのです。
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薄毛を治すには努力しなきゃダメ
貴方が薄毛の家系で、『薄毛体質』を受け継いでいるとしたら、できるだけ『環境要因』少なくして、ハゲないように努力する必要があります。
ある意味で、ハゲは生活習慣病と同じだと考えてください。
ハゲを招く環境要因とは
- 食生活
- 生活スタイル
- 頭皮環境
が挙げられます。
食生活は非常に大事で、海外のサイトでも髪の毛に対する栄養素の役割を重要視しています。
このサイトでも何回も説明してきました、
◆ 髪の毛に大切な食品Top10(海外編) >> 詳しく見る
◆髪の毛に良い食べ物は「まごわやさし」 >> 詳しく見る
髪の毛に必要な三大要素
髪の毛の成長には次の三大要素が欠かせません。
- 蛋白質
- ビタミンB群
- 亜鉛
髪の毛の97%は蛋白質でできています。
そして、その97%はオルニチンというアミノ酸でできているのです。
身体全体の組成は60~70%が水分ですから、髪の毛の組成は身体の中でも非常に特殊です。
それだけに、良質の蛋白質やオルニチンを作るためには亜鉛などのミネラルが必要なのです。
ファストフードやインスタント食品の摂り過ぎ、食事内容の西洋化に伴う肉類や脂肪の摂取過多などが若ハゲの原因だとも言われています。
髪の毛によい食材である「まごわやさしい」は昔からの日本人の食卓風景なのです。
ストレスをなくして規則正しい生活
一夜にして白髪ななった、、というようなことは都市伝説で実際にはありませんが、ストレスは髪の成長に非常にマイナスに働くのです。
緊張やストレスは交感神経を高ぶらせることになり、頭皮の毛細血管を収縮させ頭皮の血行を悪くします。それによって毛根部への酸素や栄養素の運搬が悪くなり、髪の成長が阻害されてしまうのです。
また、髪の成長にはIGF-1という成長因子が必要なのですが、このホルモンは睡眠時に分泌され、髪も寝ている間に成長することから十分な睡眠が不可欠なのです。
頭皮環境を整える
毛根部には皮脂腺があり皮脂が分泌され、髪の表面のキューティクルを保護していますが、頭皮が汚れ毛穴が詰まったりすることによって脱毛がおこることもあるのですが、2日か3日にシャンプーを使って頭皮を清潔に保てば充分です。
洗髪時のシャンプーは頭皮に刺激の少ないシャンプーを使えば特に高価なシャンプーを使う必要はありません。
シャンプーの種類や特徴は、『シャンプーで薄毛に毛が生えるのか』に詳しく書いていますので参考にしてください。
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薄毛の手当は早くしなきゃダメ
脱毛、特にM字ハゲといわれる男性型脱毛症は進行します。
下の図は、日本皮膚科学会の男性型脱毛症(AGA)の分類表で、Ⅰ型からⅦ型まで分けられます。
頭頂部と耳の穴を結んだ線と、こめかみの生え際との間隔が2センチ以下になれば男性型脱毛症と診断されますが、
貴方は分類表のどのレベルでしょうか、、、。
男性型脱毛症は早めに手当てをしないとドンドン進行します。
予防することは比較的簡単ですが、ハゲてしまった頭部に元通りに頭髪を生やすことは非常に困難で非常に時間がかかるのです。
男性型脱毛症には早めの手当が有効です。
有効な手当は、
● 食生活や生活の改善
● 5α-リダクターゼ抑制作用のある育毛剤
の2つが必須です。
食生活や生活の改善は上に書きましたからお分かりいただけたと思います。
5α-リダクターゼ抑制作用のある育毛剤についても『育毛プランテル』に書きましたのでご参考になるかと思います。
5α-リダクターゼ抑制作用の有る育毛剤は『プロペシア』が一番なのですが、
性欲減退、勃起不全、精液生成不全などの性機能に関する副作用があることから、
貴方のように、男性型脱毛症の予防にはオススメしないのです。
薄毛対策は、早めの対策が有効ですが、根気よく続ける必要があるのです。
髪の毛は1日に0.3~0.4ミリ、1ヶ月で1センチしか伸びないのです。
詳しく見る ⇒ フィンジア
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