日本毛髪科学協会の認定講師で毛髪診断士の けんぞう です。
今日もご覧になっていただきありがとうございます。
今日も科学的根拠に基づいた育毛関連の情報をお届けしたいと思います。
目次
はじめに
頭髪の量は人それぞれで、60歳、70歳代でフサフサの人もいれば、
10代後半で頭髪が寂しくなる人もいます。
友達に、
お前若ハゲじゃない!
こんなことを言われたことがありませんか?
じゃ、
何歳でハゲると若ハゲなのでしょうか?
若ハゲに定義はあるのでしょうか?
何歳からハゲれば若ハゲなのか?
若ハゲを調べてみると広辞苑では、
わか‐はげ【若禿】
年若いのに頭が禿げていること。特に20~30歳代の男性にみられる脱毛症。
と書いています。
髪の毛は老化に伴って薄くなっていくものですが、
最近はストレスや食べ物や運動などの生活環境も加わって若い内から頭髪が薄くなってくる人も増えています。
「育毛情報サイト・おnew」の運営をおこなっている仕組み化合同会社は、
20代以上の男性1,000名を対象に「若ハゲ」に関するアンケート調査結果を公表していますが、
その結果をご紹介しましょう。
30歳代でハゲると若ハゲ
何歳でハゲると若ハゲだと思いますかという質問には、
- 25歳までにハゲると若ハゲ : 30.9%
- 30歳までにハゲると若ハゲ : 70.5%
- 35歳までにハゲると若ハゲ : 86.5%
という結果で、
70%の人が「30歳までにハゲると若ハゲだと思う」と答えています。
私のイメージでは「20代でハゲている人は若ハゲ」ではないかと思っていたのですが、
意外と皆さん若ハゲの年齢が高いのには驚きました。
2)何歳までハゲたくないか?何歳ならハゲても仕方がないと思うか?
では、何歳でハゲたら諦めがつくのでしょうか?
45歳以下では「ハゲたくない」が圧倒的に多いですが、
50歳以上になると「ハゲてもしかたがない」が大半を占めてきます。
これから考えると、
40歳代後半になると「ハゲてもしかたがない」と考えるようになるようです。
育毛剤を使っていない人が圧倒的に多い
40歳代後半までは「ハゲたくない」と思っている男性が多いのですが、
育毛剤を使っているかとの質問には、
- 使っている : 7%
- 検討中 : 8%
- 使ってない : 87%
45歳まではハゲたくないと思っていながら、
育毛剤を使っている人はたったの7%しかいないのには驚きました。
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若ハゲの原因は若年性脱毛症でAGAのこと
若ハゲは、言葉のとおり若い年齢でハゲてしまうことを指します。
具体的な年齢については定義はありませんが10~30代でハゲてしまった場合に「若ハゲ」と呼ぶようです。
若ハゲは正しくは若年性脱毛症です。
AGA(Androgenetic Alopecia)は、日本語では男性型脱毛症や男性壮年性脱毛症ともいわれ、40~50歳代の男性の脱毛症を指しますが、
若年性脱毛症もAGAに含まれます。
最近の調査では、20歳代の男性の内4人に1人が薄毛の症状で悩んでいるとの報告も有り、
若年性脱毛症(若ハゲ)は30歳代以降が多いのですが、10歳代や20歳代も少なくないのが現状です。
AGAの原因については何回も書いてきましたように、
- DHTの増加
- 生活習慣の乱れ(食生活や睡眠不足、喫煙など)
- ストレス
が大きな原因です。
AGAの予防には上に挙げた生活習慣やストレスなどを排除すると同時に、
5α-リダクターゼ抑制作用のある育毛剤を使用してDHT(デヒドロテストステロン)の発生を抑制することです。
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まとめ
若ハゲは若年性脱毛症のことで、AGAといわれる男性型脱毛症です。
若年性脱毛症(若ハゲ)は30歳代以降が多いのですが、10歳代や20歳代も少なくなく、
最近の調査では、20歳代の男性の内4人に1人が薄毛の症状で悩んでいるとの報告も有ます。
若ハゲはAGAですから早期の予防が有効です。
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