日本毛髪科学協会の認定講師で毛髪診断士の けんぞう です。
今日もご覧になっていただきありありがとうございます。
今日も科学的根拠に基づいた育毛関連の情報をお届けしたいと思います。
はじめに
約1ヵ月間アメリカに行っていたので、日本のテレビはほとんど見なかったのですが、
2月18日(月)の、TBS系で放送された「名医のTHE太鼓判!」をご覧になりましたか?
この日の名医のTHE太鼓判!は、
薄毛・抜け毛・白髪の問題 徹底解明SP
だったのですが、
フリーアナウンサーの南美希子さんが、
カツラを着用していることを告白し、
カメラの前でカツラをはずしてみせたのです。
最近はカツラのことを英語でウィッグ(wig)と言うことの方が多く、
カツラには、大きく分けて全頭用と部分用とがあるのですが、
日本皮膚科学会で、「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版」の中で、
カツラ着用は脱毛症状を改善するものではないが、通常の治療により改善しない場合やQOLが低下している場合に,行ってもよいことにする.
として、
脱毛症対策の1つとして推奨している方法でもあるのです。
女性の薄毛は回復するものですが、
時間がかかることからカツラを着用している女性も多いのです。
南美希子さんカツラ着用をテレビで告白
2月18日(月)の、TBS系テレビ「名医のTHE太鼓判!」では、
薄毛・抜け毛・白髪の問題 徹底解明SP
の特集だったのですが、
フリーアナウンサーの南美希子さんが、
カツラを着用していることを告白し、
カメラの前でカツラをはずしてみせたのです。
南美希子さんは、
元テレビ朝日のアナウンサーで、現在はフリーアナウンサー、タレント、ナレーター、東京女学館大学客員教授など幅広く活躍されています。
若い時からオデコのシワが多く、
整形疑惑が多かったのですが、
- ボトックスを打つことはあります
- マイクロニードルというレーザーも定期的に受けています
などと告白していました。
40歳の時に建築家の堀池秀人氏と結婚し、41歳で長男を高齢出産しています。
なお、2013年に2人は離婚し、堀池秀人氏は2015年に65歳で病気で亡くなっています。
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南美希子さんはカツラを使っていた
そんな南美希子さんですが、
1956年2月26日生まれですから、もう63歳。
薄毛に気づいたのは子供の指摘!
「マミーハゲてる」
といわれたのだそうです。
テレビでは、
「実は使ってるんです。カツラなの、、、
と笑顔を浮かべながら、ショートヘアのカツラを取って見せたのです。
地毛はゆるやかなパーマをかけたセミロングヘアでした。
南美希子さんが悩んでいる薄毛は、
- 生え際の後退
- 頭頂部の薄さ
だそうで、
日常でもカツラを使用しているのだそうです。
番組では実際にカツラを装着する過程も放送され、
- ネットを被り地毛を隠す
- ネットから前髪を出して自然な感じをだす
- フックでカツラをネットと地毛に固定する
という手順も紹介されていました。
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日本皮膚科学会も薄毛対策としてカツラを推奨
女性の薄毛の特徴は、南美希子さんの悩みと同じように、
- 頭頂部の薄毛
- 生え際の後退
なのです。
女性の薄毛は更年期を迎える40歳代頃から顕著になります。
それは、閉経に近づきホルモンが大きく変化するからです。
40歳代の薄毛は、
- 早めの予防
- 適切な予防
をおこなえば回復するのですが、
この図の女性の薄毛の分類のように、TypeⅤまで進行してしまうことも少なくないのですね、、、。
上にも書きましたが、
日本皮膚科学会は「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版」の中で、
カツラ着用は脱毛症状を改善するものではないが、通常の治療により改善しない場合やQOLが低下している場合に行ってもよいことにする
として、
脱毛症対策の1つとしてカツラの使用を推奨しているのです。
カツラと言えば「アデランス」を思い浮かべますが、
最近急激に人気を伸ばしているのが、
ドイツ生まれのスヴェンソンです。
水泳ができるのはもちろんですが、
カツラを付けたままシャワーで洗髪できると人気なのです。
最近、やくみつるさんがコマーシャルに出ていますからご存じだとおもいますが、
シャワーで洗髪できるだけでなく、
- 段階的に増やせる
- 薄毛の部分だ毛増やせる
ということからも人気を呼んでいるのです。
まとめ
40歳代の薄毛は、
- 早めの予防
- 適切な予防
をおこなえば回復するのですが、
できるだけ早めに専門家に相談するのが一番です。
さらに進行してしまった薄毛の回復には時間がかかるものです、、。
南美希子さんがカツラを着用していることを告白したように、
女性のカツラはファッションの一つでもあるのです。
薄毛に対する他人の目を気になるのであれば、
カツラでカバーしてしまうのが最も楽な方法です。
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