パピコムがリアップのジェネリック・ミノファイブを発売

日本毛髪科学協会の認定講師で毛髪診断士の けんぞう です。

今日もご覧になっていただきありありがとうございます。

 

またまたリアップのジェネリックが発売されました!

 

はじめに

アンファーがリアップのジェネリック・メディカルミノキ5を発売したのが8月。

そして、

ロート製薬がリグロEX5を発売

東和薬品がミノアップを発売

サンドラッグがミノゲンを発売

 

さらに、

日本ジェネリックがミノキシジルローション5%・JGを発売

したと思ったら、

なんと、、、

ハピコムがミノファイブを発売していました!

 

これで、ミノキシジル製品はリアップを含めて7製品となり、

メディカルミノキ5ではミノキ兄弟だったのですが6人兄弟と、

 

ミノキシジル製品は増えすぎて何が何だか分からない状況になってきました。

突如として登場したミノファイブとはどんな製品なのでしょうか?

 

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パピコムがリアップのジェネリック・ミノファイブを発売

イオンのチラシにこんな文言が、、、

 

こんにちは!東館1階医薬品売り場から新商品についてのお知らせです。

ミノファイブが発売になりました!
ミノファイブは発毛成分・ミノキシジルを5%配合した第1類医薬品です。

一般用医薬品では日本で唯一の発毛成分。
壮年性脱毛症は、早めの治療と継続が必要!

1日約166円(税別)と続けやすい価格になっておりますのでまずはお気軽に薬剤師に相談を!

 

早速、イオンの薬売り場に出かけてみたら、、

ありました!

パピコムが発売したリアップのジェネリックであるミノファイブの製品概要

 

店員さんに聞いたところ、発売は11月7日だったそうです。

なんと、1ヵ月も前に発売されていたのです。

 

プレスリリースもなしに、ひっそりと新発売されていたのですね。

 

ミノファイブの発売元パピコムとは

ミノファイブを発売したのはパピコム。

パピコムとはあまり聞かない会社名ですが、イオン系列のドラッグストアーです。

かつてはウエルシアとの名前でしたが2009年にハピコムに変更されています。

 

マツモトキヨシに対抗する形で、ツルハドラッグなどと提携しています。

 

パピコムは開発製造部門を持っていませんので、

ミノファイブは、

  • 発売元    : 小林薬品工業(株)
  • 製造販売元 :  大興製薬(株)

 

発売元の小林薬品工業はサプリメントなどで有名な小林薬品とは別の会社で、便秘薬や風邪薬などを製造販売している会社です。

 

製造元の大興製薬は、1964年設立の医薬品の製造・販売会社で、

AGA治療薬のプロペシアのジェネリックも製造し、クラシエ薬品がフィナステリド錠1mg「クラシエ」として販売しています。

 

ミノファイブの正式名は「パピコム ミノファイブ」。

パピコムのプライベートブランドなので、

イオン系列ハピコムの限定発売とされていますが、

  • ツルハドラッグ
  • くすりの福太郎
  • ドラッグストア ウェルネス
  • ウォンツウォンツ
  • レデイ薬局
  • 杏林堂

などでも販売されているようです。

 

 

 

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パピコムのミノファイブの効能・効果

これでミノキシジルを5%配合した製品は、

  1. リアップX5プラス(大正製薬)
  2. メディカルミノキ5(アンファー)
  3. リグロEX5(ロート製薬)
  4. ミノアップ(東和薬品)
  5. ミノゲイン(サンドラッグ)
  6. ミノキシジルローション5%・JG(日本ジェネリック)
  7. ミノファイブ(パピコム)

と8月以来、あっというまに7製品にもなりました。

 

パピコムのミノファイブはリアップのジェネリックです

 

パピコムのミノファイブの添付文書を参考に、

ミノファイブの製品概要をまとめてみました。

 

販売名  ミノファイブ
分類   第1類医薬品
有効成分  ミノキシジル 5.0g/100mL(5%)
添加物  エタノール、ブチレングリコールなど
効能・効果  壮年性脱毛症における発毛、育毛及び脱毛(抜け毛)の進行予防
用法・用量  1日2回、1回1mLを脱毛している頭皮に塗布
容量   60mL

 

ということで、

  • 有効成分  は、 ミノキシジル5%
  • 効能・効果 は、 壮年男性の発毛と脱毛予防
  • 用法・用量 は、 1回1mlを1日2回

ということで、

リアップ、メディカルミノキ5、リグロEX5、ミノアップ、ミノゲイン、ミノキシジルローション5%・JGと全く同じです。

 

なお、添付文書には、

  1. 女性
  2. 未成年者(20歳未満)

は使用禁止となっていますが、

これもリアップなど先行する6製品と同じですからご注意ください。

 

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パピコムのミノファイブの価格

ミノファイブの、

  • 効能・効果
  • 用法・用量

は既に販売されているミノキシジル製剤の6製品と同じですから、

気になるのは価格です。

 

7製品の価格を比べてみると、

 

商品名 発売元 容量 価格(税込)
リアップX5プラス 大正製薬 60ml 7,611円
メディカルミノキ5 アンファー 60ml 7,800円
リグロ EX5 ロート製薬 60ml 7,560円
ミノアップ 東和薬品 60ml 7,612円
 ミノゲイン サンドラッグ   60ml 5,378円
ミノキシジルローション 日本ジェネリック 60ml 7,560円
ミノファイブ パピコム 60ml 5,378円

 

ということで、サンドラッグのミノゲインと同じ5,378円です。

 

ミノキシジル5%製品の中ではミノゲインとともに最安値で、

大正製薬のリアップX5プラスに比べて-2,230円と30%も安くなっています。

 

これぞ、ジェネリックの価格です。

 

先行品である大正製薬のリアップでは、

  1. 臨床成績
  2. 有効性成績
  3. 副作用

などの多くの試験成績が必要であり、

リアップには発毛データや臨床データがあるのですが、

 

ジェネリック薬では、

  • 生物学的同等性試験(服用後の血中濃度が先行品と同じ)
  • 安定性試験(有効成分の安定性)

のデータだけで医薬品として、簡単に承認されるのです。

 

ジェネリック薬のメリットはなんといっても低価格なのですが、

ミノゲイン、ミノファイブ以外のジェネリック4製品の価格は、リアップとほぼ同じかやや高めです。

 

先行品と価格が同じジェネリックのメリットは何なのかと考えてしまいます、、、

 

ジェネリック本来の価格で販売しているミノゲイン、ミノファイブに拍手です。

 

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