サンドラッグがリアップのジェネリック・ミノゲインを発売
日本毛髪科学協会の認定講師で毛髪診断士の けんぞう です。
今日もご覧になっていただきありありがとうございます。
はじめに
昨日は、
とお知らせしたのですが、
なんと、
サンドラッグもリアップのジェネリックであるミノゲインを発売していたのです。
サンドラッグではプレスリリースもホームページでの告知もなかったので、知らない人が多いようです。
これで、ミノキシジル製品はリアップを含めて5製品となり、
いよいよ価格破壊が始まったようです。
サンドラッグがリアップのジェネリックを発売
サンドラッグが11月20日に、
リアップのジェネリックとなるミノゲンを発売しました。
詳しく見る ⇒ サンドラッグのミノゲイン
サンドラッグは、
東京に本社を置く創業1957年の、ドラッグストアーのチェーン店で、
- 直営店舗 数 : 689店舗
- フランチャイズ店舗数 : 60店舗
- グループ店舗数 : 400店舗
と、全国44都道府県で展開する国内最大規模のドラッグストアーチェーンです。
あなたの近くにもあるのではありませんか?
サンドラッグはミノゲインの発売に際してプレスリリースもしていませんが、
- サンドラッグの店舗
- サンドラッグの公式オンラインショップ(サンドラッグe-shop)
での販売を開始しています。
Sponsored Link
サンドラッグのミノゲインの効能・効果
サンドラッグはドラッグストアチェーン店であり、研究開発部門を保有していません。
サンドラッグのe-shopによれば、
「製造販売元: ノーエチ薬品株式会社」となっています。
ノーエチ薬品株式会社というのは、
ミノゲインの製造会社は大阪にある、「医薬品・医薬部外品の薬局薬店向け販売」をおこなっている会社です。
ミノキシジル製剤の製造申請者を見てみると、株式会社廣昌堂が2018年4月にミノゲインという商標で申請しています。
廣昌堂はOEM(original equipment manufacturer)という 医薬品の委託製造をおこなっている会社でノーエチ薬品の系列会社のようです。
サンドラッグではミノゲインの添付文書は公開していないようなのですが、
サンドラッグのe-shopにおける製品概要をまとめてみました。
販売名 | ミノゲイン |
分類 | 第1類医薬品 |
有効成分 | ミノキシジル 5.0g/100mL(5%) |
添加物 | エタノール、ブチレングリコールなど |
効能・効果 | 壮年性脱毛症における発毛、育毛及び脱毛(抜け毛)の進行予防 |
用法・用量 | 1日2回、1回1mLを脱毛している頭皮に塗布 |
容量 | 60mL |
ということで、
- 有効成分
- 効能・効果
- 用法・用量
ともに、リアップ、メディカルミノキ5、リグロEX5、ミノアップと全く同じです。
なお、注意事項に記載はないのですが、
- 20歳以下の男性
- 女性
は他のミノキシジル製剤と同様に使用禁止です。
Sponsored Link
サンドラッグのミノゲインは一番安い
ミノゲンの、
- 効能・効果
- 用法・用量
が既に販売されているミノキシジル製剤の4製品と同じであれば、
気になるのは価格です。
5製品のの価格を比べてみると、
商品名 | 発売元 | 容量 | 価格(税込) |
リアップX5プラス | 大正製薬 | 60ml | 7,611円 |
メディカルミノキ5 | アンファー | 60ml | 7,800円 |
リグロ EX5 | ロート製薬 | 60ml | 7,560円 |
ミノアップ | 東和薬品 | 60ml | 7,612円 |
ミノゲイン | サンドラッグ | 60ml | 5,378円 |
と、既に発売されている先行の4製品よりも最も安いのです
大正製薬のリアップX5プラスに比べればマイナス2,230円と30%も安いのです。
これぞジェネリックの価格ですね。
厚生労働省が認可した医薬品ですから、安かろう、悪かろうということはないはずで。
あなたの判断で選んで良いでしょう。
ただ、
ミノゲンも、メディカルミノキ5も、リグロEX5も、ミノアップもジェネリックですから、
でも書きましたように、
- 臨床成績
- 有効性成績
があるのは大正製薬のリアップだけです。
これでミノキシジル製剤の価格競争が始まったようです。
価格改定はないと思いますが、
- まとめ買い
- 特典
などによる実質上の値下げが期待できるかもしれません。
関連記事(一部広告を含む)