日本毛髪科学協会の認定講師で毛髪診断士の けんぞう です。
今日もご覧になっていただきありありがとうございます。
特に40歳代後半の薄毛に悩む女性が急増しており、
薄毛に悩む女性は1,700万人もいるといわれているのです。
実に、日本人の成人女性の5人に1人が薄毛に悩んでいるのです。
女性の薄毛の原因にはいろいろ挙げられているのですが、
女性の薄毛には血流の低下が大きく関与している
ことが明らかになりました。
女性の薄毛の原因は血流の低下
女性の薄毛の原因としてはいろいろ挙げられているのですが、
その一つとして、
閉経期に伴う頭皮の血流の低下
が関与しているのではないかといわれてきました。
女性の薄毛治療有名なウィメンズヘルスクリニック東京とヘアケア製品の販売を行っているアンファー社との共同研究グループは、
女性の薄毛の一因は血流の低下であることを日本で初めて実証できた
と発表しました。
薄毛の女性では健常な頭髪の女性に比べて頭頂部の血流が低下している
ことが明らかになったというのです。
詳しく見る ⇒ 詳しく見る ⇒ アンファー・プレスリリース
研究グループは、
40代~50代の女性で、
- 女性型脱毛症 : 25人
- 毛髪が豊富 : 25人
を対象にして、
- スカルプエコー装置
- カラードプラ装置
を用いて、
- 頭頂部細動脈の血流量の測定
- 毛細血管レベルの血流パターンの評価
などを調べたのです。
その結果、
女性の薄毛患者では血流が低い
ということが明らかになったというのです。
頭皮の血流が低下すると、
髪の毛の成長に必要な栄養素が毛包部の毛母細胞に行き渡らず、
髪の毛の成長が低下するため薄毛になるというのです。
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女性の薄毛の原因は更年期による血流の低下
40歳代~50歳代の女性では閉経期にあたるため、女性ホルモンの急激な低下に伴って種々な身体の変調がきたすのです。
それらは「更年期障害」といわれ、
- ほてり
- 発汗
- 冷え
- 肩こり
- 動悸
- 頭痛
- 不眠
- イライラ
- 気分の落ち込み
など多くの症状が見られるのですが、
自律神経が変調をきたし、
- 血流
- 血圧
- 心拍
- 発汗
- 体温
などの調節が不安定になるからなのです。
研究グループのリーダーである、ウィメンズヘルスクリニック東京の浜中 聡子院長は、
News Zero|薄毛で悩む女性が増加 や 薄毛で悩む女性が増えている の記事でも書きましたように、
「女性の薄毛はホルモンの調整や薬による治療などで改善し多角的アプローチで7割から8割の方に発毛という改善効果が見られる」
と説明しています。
成人女性の5人に1人が薄毛に悩んでいるといわれているのですが、
薄毛対策をしていない女性が多いという調査結果が明らかになっています。
女性の薄毛は対策をすれば治るのです。
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女性の薄毛の原因、血流の低下を改善するには
女性の薄毛は薄毛対策をすれば治るのですがどのような対策が効果があるのでしょか?
研究グループは、
血流を改善させるために自宅でできることとして、
- 有酸素運動
- 禁煙
をすすめています。
有酸素運動とは、ウオーキング、ランニングなどのような運動ですが、
- 1日20分を目安に
- 汗ばむ程度の運動
をすることによって身体全体の血流を良くすることで、頭皮の血流も改善できるとしています。
タバコに含まれるニコチンには毛細血管を収縮させる作用が有ることから喫煙は薄毛の原因になることが分かっています。
喫煙は、さらに頭皮の血流を悪化させてしまうので、薄毛だけでなく身体の健康の上からも禁煙をすすめています。
ウィメンズヘルスクリニック東京では、女性の薄毛に特化した診療を行っており、
薬剤を用いた治療の他にも、ライフイベントを考慮した生活習慣に関するアドバイスも行い、一人ひとりに合った最適な治療を行っているそうです。
ウイメンズクリニック東京の浜中聡子院長は女性の薄毛対策 | NKHけんコンにも出演した女性薄毛治療の第一人者ですが、
と断言しています。
薄毛を気にしながら薄毛対策をしないのは言語道断ですが、女性の薄毛対策は無料相談から始めるでもお伝えしたように、
薄毛対策で一番大事なことは、
あなたの薄毛の原因を知ること
ですから、無料相談を受けてみるのも良い方法でしょう。
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