内閣府認定の公益社団法人 日本毛髪科学協会の認定講師で毛髪診断士のけんぞうです。
今日もサイトをご覧いただき有り難うございます。
ところで、
あなたは何歳頃に自分の薄毛を意識しましたか?
国内の薄毛に悩む人は4,200 万人もいるといわれ、
1. 国内の薄毛が進行中の人口は推定約4,200 万人
2. 薄毛の男性の7 割は誰にも相談していない
ということが明らかになっているのですが、
最近は特に若い人や女性の薄毛が増えているのです。
先日、リクルートライフスタイルの「薄毛に関する意識調査2018」の結果が公表され、
自分の薄毛が気になりだした年齢は、
- 男性では : 36.3歳
- 女性では : 37.7歳
と、薄毛を意識する年齢が年々若くなっていることが明らかになりました。
しかし問題は、
薄毛が気になりながら薄毛対策をしていない人が多いのです。
目次
薄毛を気にし始めた年齢
健康や生活一般の調査会社であるリクルートライフスタイル社は、
「薄毛に関する意識調査2018」の結果を公表し、
薄毛が気になり出す年齢は年々早まり、
- 男性 : 36.3歳
- 女性 : 37.7歳
だったことが明らかになりました。
詳しく見る ⇒ プレスリリース
薄毛に関する意識調査は、
ホットペッパービューティーアカデミーが美容サロンの利用実態調査などとともに、各世代別の消費価値意識、消費者の動向、トレンドなどを見極めるために、
3年前から毎年、
20~69歳の男女を対象にして行われている調査なのです。
調査結果の全ては、リクルートライフスタイル社のサイトで見ることができますが、
今日はあなたに重要と思われる調査結果の概要をお伝えします。
Q:自分の髪の毛の状態をどう思いますか?
現在の自分の頭髪の状態をどのように感じているのかという質問に対して、
男性は、
- 薄毛である 28.0%
- 薄毛を気にしている 21.9%
- 薄毛対策をしている 13.6%
女性は、
- 薄毛である 7.9%
- 薄げを気にしている 7.5%
- 薄毛対策をしている 5.0%
という回答が得られ、
「自分が薄毛である」と感じている総合的な割合は、
- 男性 : 27%
- 女性 : 9%
と男性では4人に1人が「薄毛」を感じていることが明らかになりました。
以前の調査と比較すると、女性では「薄毛である」と回答した割合が増えたそうです。
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薄毛に気になるのは誰の目線ですか?
薄毛が気になるのは他の人に見られているからという他の人の目線が気になるからなのですが、
Q:誰の目線が最も気になりますか?
という質問に対して、
男性では、
- 全ての他人の目線 42.5%
- 職場の異性の目線 29.3%
- 異性の友人の目線 24.1%
女性では、
- 全ての他人の目線 54.0%
- 同性の友人の目線 30.7%
- 職場の同性の目線 17.7%
ということで、男性と女性では気になる目線が大きく異なることが分かりました。
男性も女性も「全ての人の目線」が気になるのですが、
男性では「異性の目線」が気になるのに比べて、
女性では「同性の目線」を気にしていることが明らかになったのです。
女性における、3位以下の気になる目線は、
- 異性の友人 15.8%
- 配偶者 15.4%
だったそうです。
薄毛が気になるキッカケは家族の指摘
若い人での薄毛が増えているのですが、
薄毛が気になりだした年齢や薄毛が気になりだしたキッカケはどうなのでしょうか?
Q:薄毛が気になり出した年齢は?
との質問に対する平均年齢は、
- 男性では、 36.3歳
- 女性では、 37.7歳 (’17年 39.9歳、’16年 41.4歳)
2016年の調査以来、
男性では、38.3歳 → 36.8歳 → 36.3歳
女性では、41.4歳 → 39.9歳 → 37.7歳
と変化しており、
- 男性では「3年間で2歳」
- 女性では「3年間で3.7歳」
も若くなっていることが分かりました。
Q. 薄毛が気になりだしたキッカケは?
という質問には、
男性では、
- 鏡を見ていて 29.7%
- 家族から指摘されて 18.8%
- 友人から指摘されて 14.4%
女性では、
- 鏡を見ていて 23.9%
- 家族から指摘されて 23.1%
- 友人から指摘されて 15.4%
という結果で、自分で気付いた人が多いのですが、家族から指摘されて薄毛を自覚した人が多いようです。
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薄毛にかけるお金は男性の方が多い
さて重要なのはココカラです。
でもお知らせしましたが、
2017年の「薄毛に関する意識調査」では、
男性の4人に1人は自分は薄毛だと思っていることが明らかになったのですが、
自分が薄毛だと意識しながら、薄毛対策をしているのは、
男性では13.4%しかいないのです。
- 男性の4人に1人が薄毛を自覚している
- 薄毛を自覚している男性の7人に1人しか薄毛対策をしていない
女性では薄毛対策をしている割合はもっと少なく、
薄毛を自覚している女性の4.8%しか薄毛対策をしていないのです。
Q:薄毛対策にかけてもよい金額は?
今年の調査では、
- 薄毛対策にかけても良い金額は?
- 薄毛対策にかけている金額は?
を調べています。
男性における年齢別の薄毛対策の金額は、
かけても良い金額 | かけている金額 | |
20歳代 | 7,000円 | 5,442 |
30歳代 | 6,552円 | 5,193 |
40歳代 | 5,076円 | 4,434 |
50歳代 | 4,470円 | 3,533 |
60歳代 | 4,336円 | 3,043 |
女性における年齢別の薄毛対策の金額は、
かけても良い金額 | かけている金額 | |
20歳代 | 3,111円 | 1,753円 |
30歳代 | 3,582円 | 1,968円 |
40歳代 | 3,374円 | 1,780円 |
50歳代 | 3,965円 | 3,205円 |
60歳代 | 3,612円 | 2,673円 |
薄毛に対する意識は年代や性別でもでも異なるのですが、
住んでいる都道府県によっても異なるのですね、、
非常に興味深いものですが、
薄毛の原因は生活習慣だということなのでしょうか?
薄毛対策はお金ばかりではありません。
- 健全食生活
- 睡眠を充分とる
- ストレスを避ける
なども重要な薄毛対策ですが、
食生活、睡眠、ストレスなど生活様式を大きく変えることはなかなか難しいことです。
そこで、その代替として育毛剤などで頭皮環境を整え、発毛作用を活性化する必要があるのです。
育毛剤は高ければ効果があるということではありませんが、
自分の薄毛に合った育毛剤を選ぶことだ大事なのです。
男性であればAGAの原因である5α-リダクターゼ抑制作用のあるフィンジア、
女性であれば発毛作用を活性化するマイナチュレなどがお薦めです。
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