日本毛髪科学協会の認定講師で毛髪診断士の けんぞう です。
今日もご覧になっていただきありありがとうございます。
今年も科学的根拠に基づいた育毛関連の情報をお届けしたいと思います。
目次
はじめに
ハゲや薄毛というと男性のことかと思いがちですが、
日本人の成人女性の5人に1人が薄毛に悩んでいるといわれています。
特に40歳代後半の薄毛に悩む女性が急増しており、
薄毛に悩む女性は1,700万人もいるといわれているのです。
女性向けの育毛剤などの薄毛対策のヘアケア商品は、
男性向けのヘアケア商品の売上げを上回る勢いで伸びています。
女性にとっても薄毛は深刻な状態になっているのです。
しかし、
ウィメンズヘルスクリニック東京 の調査で、
きちんと薄毛対策をしている女性は男性よりも少ない
ということが明らかになりました。
あなたは適切な薄毛対策をしていますか?
女性の薄毛対策ではまずは無料相談で薄毛の原因を知ることが大切です。
薄毛対策をしている女性は男性よりも少ない
この「薄毛に関する意識調査」は、
ウィメンズヘルスクリニック東京 がおこなったもので、
- 薄毛に悩んでいる男女2,400人を対象
にしてインターネットを通じて実施したものです。
詳しく読む ⇒ ウィメンズヘルスクリニック東京 ・プレスリリース
男性は女性の薄毛を気にしている
意識調査では、薄毛に悩む男女に、
Q:あなたは異性の薄毛についてどのように思いますか?
と質問しています。
薄毛に好意的な考えとしては、
- 清潔感があれば良いと思う
- 本人が気にしているほど気にならない
- 本人のキャラにあっていれば良いと思う
があったのですが、
この好意的な考え方の総和を男女で比較してみると、
異性の薄毛をどう思うか? | 男性 | 女性 |
清潔感があれば良い | 24% | 38% |
本人ほど気にならない | 23% | 30% |
本人に合っていれば良い | 15% | 22% |
好意的な見方 | 662% | 90% |
異性の薄毛に対して寛容なの回答率は男性より女性のほうが比較的高く、
- 女性は男性の薄毛に対して寛容的だが
- 男性は女性の薄毛をシビアに見ている
といえる結果となったとしています。
ウィメンズヘルスクリニック東京の浜中 聡子 院長は、
薄毛は男性のものという認識が強く、
女性の薄毛に対する世間の認知は遅れており、
男性の薄毛は市民権を得ていているが女性の薄毛はまだまだ認知不足
とコメントしています。
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女性は男性よりも薄毛対策をしていない
Q:薄毛に対して何か対処をしていますか?
との質問に対して、
医者で治療する、医薬品を使う、育毛剤を使う、など、
積極的な薄毛対策を行っている人は、
男性 | 女性 | |
医療機関で治療 | 4% | 3% |
医薬品を服用 | 7% | 2% |
育毛剤を使用 | 23% | 18% |
サプリを服用 | 10% | 9% |
合計 | 44% | 33% |
との結果でした。
さらに、
カツラやウイックを使う、ヘアスタイルでカバーするなどの
応急的な処置しかとっていない人は、
男性 | 女性 | |
シャンプーを使用 | 31% | 34% |
ウイックを使用 | 2% | 5% |
ヘアスタイルでカバー | 10% | 18% |
合計 | 43% | 57% |
と、女性では非常に多く、
薄毛に悩みながらも、きちんとした薄毛対策をしている女性は少ない
ことが分かったのです。
女性は薄毛対策にお金をかけたくない?
薄毛に悩んでいる男女に、
Q:薄毛対策で1ヵ月にかけてもよいと思う金額は?
と質問したところ、
薄毛の男性では、
- 3,000円未満 : 51%
- 3,000円以上 : 49%
とほぼ半々でしたが、
薄毛に悩む女性では、
- 3,000円未満 : 66%
- 3,000円以上 : 34%
と、約7割もがあまりお金をかけたくないという結果がでたのです。
お化粧品にはお金をかけている女性ですが、髪は女の命と言われる割には薄毛対策にはお金をかけたくないと、薄毛対策を本気で考えている女性は少ないのでしょうか?
脇坂ウィメンズヘルスクリニック大阪 の脇坂 長興院長 は、
女性の薄毛が増加傾向にあり、かつ男性も意外と女性の薄毛を気にしているにもかかわらず、日本の女性はまだまだ「薄毛対策の意識が低い」と警鐘を鳴らしています。
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女性の薄毛対策では無料相談が有利
女性の脱毛症には、
- 牽引性脱毛症
- 脂漏性脱毛症
- 産後脱毛症
など、原因によっていくつかの種類があるのですが、
最近問題になっているのは、
びまん性脱毛症
で、最近では女性男性型脱毛症ともいわれているのです。
女性の薄毛の原因
女性の薄毛の原因は大きくは、
- ホルモンバランスの乱れ
- 血流の低下
だといわれているのですが、
それ以外にも、
- ストレス
- 妊娠や出産
- 睡眠不足
- ダイエット
などさまざまな要因が複数に絡み合っているのです。
女性の薄毛対策としては、
まず第一に、
- 生活習慣の見直し
- 頭皮環境の改善
です。
そして、なによりも大事なことは、
自分の薄毛の原因を知ること
なのです。
医療機関では、
頭髪の専門医が、
- 頭皮の健康状態
- 薄毛の進行状態
を専門的に診断して、
あなたの薄毛の原因を明らかにしてくれるのです。
今回の意識調査を主導したウィメンズヘルスクリニック東京の浜中 聡子 院長は、
NHKの番組にも出演した女性の薄毛治療の専門家です。
詳しく読む ⇒ 女性の薄毛対策 | NKHけんコン
。
薄毛が気になるのなら一人で悩まずに、専門家のアドバイスを得ることが薄毛対策の第一歩なのです。
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