日本毛髪科学協会の認定講師で毛髪診断士の けんぞう です。
今日もご覧になっていただきありありがとうございます。
今年も科学的根拠に基づいた育毛関連の情報をお届けしたいと思います。
はじめに
薄毛の女性が増えていることはニュースなどでも取り上げられました。
薄毛と効くと中年の男性と思いがちですが、
最近は、
- 若い男性の薄毛
- 女性の薄毛
女性用育毛剤の売上げは169億円と男性用の183億円を追い越す勢いで売上げが伸びています。
薄毛の女性は1,700万人もいるのではないかといわれているのですが、
マーケティングリサーチ業のアンテリオ社の調査で女性の薄毛の実態がわかってきました。
薄毛や抜け毛に悩む女性はこの10年間で増加傾向にあり、
30~60歳代女性の5人に一人が薄毛の自覚症状または関心があるというのです。
しかし、
有効な薄毛対策をおこなっている女性はほんのわずかしかいないのです、、、
薄毛は悩んでいても回復しないのです、、、、
女性の薄毛は10年前より増加している
マーケティングリサーチ業であるアンテリオ社は、健康調査をおこなったのですが、
女性の薄毛や抜け毛に関する実態をまとめ、
30~60歳代女性の5人に一人が薄毛の自覚症状または関心がある
という調査結果を発表しました。
詳しく読む ⇒ アンテリオ・プレスリリース(残念ながら削除されたようです)
この調査は、
健康に関する意識と実態を把握することを目的に、
京浜・京阪神に住む16~69 歳の男女男女2,241人に対しておこなったもので、
この中の女性906人について薄毛や抜け毛に関するアンケートの回答をまとめたものです。
年齢は、
- 30歳代 196人
- 40歳代 257人
- 50歳代 221人
- 60歳代 232人
です。
Q:近直の1年間の健康に対する自覚症状は?
との質問に、
薄毛や抜け毛と答えた人が13.6%
もいたというのです。
薄毛や抜け毛の他の回答は明らかにされていませんが、
30~60歳代の女性であれば、
- 肥満
- 腰痛
- 肩こり
- 目のトラブル
などが多そうなのですが、
健康に関する自覚症状は?との答えに、
薄毛や抜け毛と答えた人が13.6%もいたということは少々驚きです。
健康上の自覚症状に「薄毛や抜け毛」と答えた人を年齢別に見ると、
2007年 | 2017年 | |
30歳代 | 10.1% | 10.7% |
40歳代 | 11.2% | 14.0% |
50歳代 | 11.0% | 14.9% |
60歳代 | 11.7% | 14.2% |
合計 | 11.0% | 13.6% |
ほぼ年齢に関係なくどの年代でも薄毛や抜け毛を心配しているようです。
この数字を10年前の2007年におこなった調査結果と比較して見ると、
どの年齢層でも10年前よりも増えていることがわかります。
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女性の5人に1人が薄毛を気にしている
最近の1年間に、
薄毛や抜け毛の自覚症状があったという女性は13.6%もいたのですが、
自覚症状はないものの薄毛や抜け毛に関心があるいう女性も非常に多いのです。
薄毛や抜け毛を自覚していないが関心が有ると答えた女性は、
各年代で4~6%もいたのです。
- 最近一年間に薄毛や抜け毛の自覚症状がある
- 自覚症状はないが薄毛や抜け毛に関心がある人
という女性を合わせれば全体で 18.7%にもなるのです。
年齢別では60歳台の女性がもっとも多く20.2%でした。
薄毛や抜け毛が心配だという女性は5人に一人の割合でいるのです。
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女性の薄毛対策ではマッサージやシャンプー?
薄毛を自覚している女性や薄毛が気になっている女性は非常に多いのですが、
ではどのような薄毛対策をおこなっているのでしょう?。
薄毛を自覚している女性や薄毛が気になっているに関わらず、薄毛や抜け毛対策をおこなっていると答えた女性の薄毛対策をみてみると、
順位 | 対策 | 割合 |
1位 | 市販薬 | 27.3% |
2位 | サプリメント | 10.9% |
3位 | 食品・飲料 | 10.9% |
4位 | 病院に行く | 7.3% |
5位 | 運動 | 1.8% |
6位 | その他 | 49.1% |
市販薬が最も多く、
健康食品やサプリメント、食品や飲料と続き、
病院やクリニックへ行くと答えた人は7.3%しかいなかったそうです。
その他が49%もおり、どのような対策を青子なっているのかが気になるのですが、
アンテリオ社では、
最近、女性ホルモンの低下による薄毛への効果をうたった商品が発売されていることや、
シャンプーやマッサージなどの手軽で取り組みやすい薄毛対策が選ばれているのではないかとコメントしています。
薄毛に悩む女性が年々増えていることは今回の調査でも明らかです。
30~60歳代の女性の5人に1人は薄毛や抜け毛の悩みを持っているようです。
しかし、適格な対策をとっていない女性が多いことが気になります。
たとえば、薄毛の医薬品である大正製薬のリアップの2016年の売上げは176億円ですが、
女性向けのリアップリジェンヌの売上げは9億円と男性用と比較にならないほど低いのです。
女性の薄毛も適切な対策をとれば必ず治るものです。
自分の薄毛の原因が何であるのかを見極め、
貴女の薄毛に合った対策をとることが重要です。
以前ご紹介した、女性の薄毛対策 | NKHけんコンの番組でも、
薄毛が気になる人はクリニックで相談することも重要でしょうと紹介していましたが、
AAC銀座クリニックなどの薄毛治療クリニックでは無料相談もやっていますから、無料相談を受けることで最善の対策を見つけることが最善の策でしょう。
女性がクリニックに行きたがらないのは恥ずかしい、、ということが一番なのでしょうが、女医さんなら気兼ねなく相談できるでしょう。
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