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キャサリン妃が髪を切った原因は妊娠中の枝毛?

9月初めに第三子の妊娠を正式発表したキャサリン妃。

重度のつわりのために公務を欠席しなければならず、前倒しで発表されたとのですが、

9月の発表時点では妊娠8週~12週間とみられ、出産は来年の4月か5月ではないかとみられているのです。

そんなキャサリン妃が10月末に2度目の公務に登場したのですが、

ヘアスタイルはさらに短めになり注目されているのですが、

イギリスのデイリー・メール紙は、

キャサリン妃が髪を切った理由は妊娠中の枝毛が原因ではないかという報じているそうです。

妊娠中に枝毛や切れ毛が増えるのは生理的な現象とも言えるのですが、

出産後には産後脱毛といって抜け毛が増えるので、

ショートカットにして切れ毛や枝毛をばっさり除去することで、

早く健康的な髪の毛を取り戻す効果もあるのかもしれません。

 

 

枝毛と切れ毛とは

枝毛とは、髪の毛が途中から裂けてしまうことで、木や草花のように二股に分かれて育つわけではありません。

枝毛というより、裂け毛と言った方がぴったりしていると思いますが、先端から2つに分かれているわけでなく、枝毛というように途中から分かれている状態のものなど非常にたくさんの種類があります。

 

 

切れ毛の場合には、髪の毛が途中で切れてしまっているものでロングにしている人などでは少し引っ張るだけで髪の毛が切れてしまうのです。

 

枝毛と切れ毛は違うのですが、

 髪の毛が痛んだために起こる

という点では共通しています。

 

枝毛の原因と予防

髪の毛は髪の毛の毛包というところにある毛母細胞によって産み出されます。

毛包というのは、髪の毛をを無理に引っ張って抜いたときに根元に付いている白い部分です。

 

髪の毛は、毛母細胞の細胞分裂によってケラチン細胞を作り出し、

ケラチン細胞は細胞内にケラチンを蓄積しながら大きくなって最終的に細胞は死んでケラチンがたくさん詰まった死んだ細胞になり髪の毛の一部になるのです。

 

髪の毛の断面を見ると三層になっています。

    詳しく読む ⇒ 髪の毛の構造

 

正常な髪の毛は、表面はキューティクルと呼ばれる毛小皮でしっかりと包まれているのですが、

傷んだ髪の毛では、キューティクルがめくれたりはがれたりしてしまい、

髪の毛の内部の水分が少なくなったり、ケラチン蛋白や脂質などがダメージを受けてもろくなってしまうのです。

 

キューティクルがめくれ水分が少なくなったりすると髪の毛にコシやハリがなく、ブラッシングやちょっとした引っ張りなどでもダメージを受けやすくなってしまい、

さらに、髪の内部から水分や蛋白質、脂質が失われたり、紫外線などによりダメージが進めば枝毛や切れ毛がおこるのです。

 

枝毛も切れ毛も、

  • 栄養不足
  • 乾燥や熱
  • 摩擦
  • 紫外線

というような原因で、髪のけがダメージを受けた結果、できてしまうのです。

 

髪の毛はケラチン細胞などの死んだ細胞でできていますから自己修復能力がありません

枝毛をトリートメントしても割れた髪の毛が再び一本になることはありませんし、

切れ毛の先が伸びてくることもないのです

 

ですから、枝毛や切れ毛では予防しか方法がないのです。

 

枝毛や切れ毛ができてしまったら、傷んでいる部分を切るよりしかたがありません。

切れ毛や枝毛を増やさないためには、傷んだ髪の毛を補修する必要がありますから、しっかりをして内部を守り補修する必要があります。

また、髪の毛にボリュームを出したいからといって逆毛を立てたり、強いブラッシングは厳禁です。

日頃からアウトバストリートメントやワックスなどで髪の毛の乾燥を防いだり、日傘や帽子で紫外線から守る必要があります。

 

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妊娠中には枝毛ができやすい

キャサリン妃が髪の毛を切ったのは妊娠中の枝毛が原因ではないかといわれているのですが、

妊娠中には枝毛や切れ毛ができやすいのです。

 

妊娠中にはホルモンに大きな変動があります。

 

妊娠中には、

  • エストロゲン(女性ホルモン)
  • プロゲステロン(黄体ホルモン)

の分泌が非常に高まります。

 

女性ホルモンとも言われるエストロゲンには発毛を促進する作用があります。

ですから、妊娠中に髪の毛だけでなく、体毛が増える妊婦が多いのです。

そして、分娩後には急激にエストロゲンが低下しますから抜け毛が増えるのです。

  詳しく読む ⇒ 産後脱毛が止まらないなら

 

妊娠中のホルモンの変化は髪の毛を増やす傾向にあるのですが、

妊娠中には枝毛や切れがも増えるのです。

 

妊娠中に枝毛が増える理由は、

  1. ホルモンバランスの影響
  2. 妊娠によるストレス
  3. 栄養不足

などです。

妊娠中の女性ホルモンの増加は髪の毛を増やすだけでなく、ヘアサイクルに乱れを生じる場合があるのです。

ヘアサイクルに乱れは髪質に影響を与え、成長は早いものの弱い髪の毛になってしまい枝毛や切れ毛になりやすい髪の毛になってしまう可能性があのです。

 

キャサリン妃もつわりがひどかったようですが、

妊娠中のつわりは、

  • 食べたくても食べられない
  • 動けない
  • 何もする気がしない

などと様々なストレスが加わり、気分も沈んでしまいがちになり中には妊娠うつ病に陥る妊婦もいるのです。

 

つわりがひどいと食事が充分にできないため、栄養が偏ったり栄養不足になってしまうこともあります。

さらに、妊娠中は胎児や胎盤に血液が集中しやすく、頭皮では血行不良になりやすいといわれています。

自分の頭皮を触ってみて、硬く感じたら血行不良のサインです。

 

髪の毛を作り出す毛母細胞は体の中で最も代謝が盛んなところです。

それだけに、髪の毛は体調の変化を受けやすいので、

妊娠中にはストレスを溜めないようにしてください。

枝毛は補修できませんから常日頃の手入れによる予防です。

 

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