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ゴボウが育毛に効果がある根拠

ゴボウが育毛に効果があるってご存じですか?

ゴボウ茶が美容に良いといって人気があるのは知っていましたが、

 ゴボウで薄毛が治る!

というのは、毛髪診断士の私も初めて知りました、、、。

実は書店で「〇かさ」という健康雑誌を見ていたら、

 

ゴボウの育毛剤で、

  • 薄毛が治った!
  • 髪が黒々としてきた!

というのです。

 

 

ゴボウには育毛だけでなく多くの健康効果がある

ゴボウの育毛効果について調べたのですが、

ゴボウはキク科に属する多年草の植物なのだそうです。

ゴボウはキンピラゴボウや煮しめなどで食べますが、ゴボウについては、

  • 食物繊維が多い
  • 栄養価はそれほどない

くらいしかしれませんでした。

 

日本ではゴボウをよく食べますが、ゴボウを食べるのは日本と韓国くらいだといわれています。

戦時中、アメリカの捕虜にゴボウを食べさせたところ、

戦後になって捕虜に木の根を食べさせて虐待したと問題になったほどです。

 

世界的にはゴボウは漢方薬としては使われますが、東洋だけでなくメディカルハープとして欧米で利用されているのですが、日本と韓国くらいだけなのです。

アメリカには、米国ハーブ製品協会(American Herbal Products Association)という機関があり、

ハーブ(薬草)を安全性によってによるクラス分類しているのですが、ゴボウは“クラス1”」に分類され、

「適切に使用すれば安全」として、大きな副作用も無く、さまざまな症状の改善に役立つことが証明されています。

 

日本では漢方薬としてではなく、ゴボウ茶として有名ですよね。

ゴボウ茶はさまざまなものが販売されていますが、

作り方は、

  1. 皮をむかないでササガキにする
  2. 天日で充分乾燥する
  3. フライパンで軽くから煎りする

だけですから、自分で作っている方も多いようです。

 

漢方では、利尿、発汗、血液浄化、皮膚疾患の改善に使われるのですが、

 

ゴボウ茶の健康効果は、

  1. 美容効果
  2. 肥満解消
  3. 整腸(便秘解消)
  4. 血糖の上昇を抑える

などの健康効果が期待できるといわれています。

 

ゴボウには、

  • タンニン
  • ポリフェノール
  • イヌリン

などの健康に良い成分が含まれているからです。

 

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ゴボウのポリフェノールには育毛効果がある

ゴボウには、

イヌリンという食物繊維が豊富に含まれ糖の吸収を抑制して血糖値の上昇を抑えるので糖尿病の予防に効果があると言われるのですが、

ゴボウには育毛に良い成分も含まれているのです

 

ゴボウには、

  • タンニン
  • クロロゲン酸

が豊富に含まれているのです。

 

ゴボウのタンニンとクロロゲンは育毛に良い

タンニンとは、ゴボウを生で囓ったりしたときの、渋み、苦味、えぐい味のような感じの正体です。

ゴボウの泥臭いアクのような「えぐ味」がタンニンで、

ゴボウにはタンニンが豊富に含まれているため育毛に効果がある

といわれるのです。

 

タンニンの正体はポリフェノールなのです

そして、

クロロゲン酸もポリフェノールなのです

 

クロロゲン酸はコーヒー豆などにも含まれるポリフェノールですが、ジャガイモやゴボウなどの特に皮の部分に含まれているポリフェノールです。

ですから、ゴボウ茶を作るときには皮をむいてはいけないのです。

 

ポリフェノールには活性酸素を除去する作用が有ることはご存じですよね。

活性酸素は体をサビつかせ老化やさまざまな疾患の原因となるのですが、

活性酸素は薄毛の原因でもあるのです。

 詳しく読む ⇒ 活性酸素は薄毛の原因

 

ゴボウのポリフェノールであるタンニンやクロロゲン酸は活性酸素を除去して育毛を活性化させることが期待できるのです

 

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ゴボウの種にも育毛効果がある

ゴボウには活性酸素を取り除くポリフェノールが含まれているので育毛効果が期待できるということは分かったのですが、

実は、

ゴボウの種にも育毛効果がある成分が含まれているというのです。

 

ゴボウはスーパーでよく見ることができますが、

ゴボウの種ってみたことがありますか?

私も今回初めて見たのですが、、、

 

ゴボウに種には、

  • アルクチイン
  • ジベレリン

という成分が含まれているのだそうです。

 

ゴボウの種のアルクチインは薄毛やAGAに効果がある

アルクチインは、大豆に含まれるイソフラボンと同じように植物性エストロゲンといわれ、女性ホルモンに似た働きをする物質なのです

このサイトでは大豆イソフラボンについては何回もお知らせしていますからご存じだと思います。

 詳しく読む ⇒ 女性の薄毛にはイソフラボンが良い

 

また、エストロゲンはAGAの原因であるDHTを作り出す5α-リダクターゼを抑制する作用もあるので、男性型脱毛症といわれるAGAにも効果があるのです。

 詳しく読む ⇒ M字専用の育毛剤は薬用プランテル

 

アルクチインには毛乳頭細胞の老化を抑制し、毛乳頭細胞を保護すると同時に脱毛を抑制して育毛を促す効果が期待できるのです。

 

ゴボウの種のジベレリンには薄毛やAGAに効果がある

さて、ゴボウに種に含まれるもう一つの育毛成分はジベレリンです。

ゴボウの種にはジベレリンという成分が豊富に含まれているのです。

 

ジベレリンと聞いて“種なしブドウ”を思い浮かべる方はいますか?

デラウエアなどの種なしブドウを作るには「ジベレリン処理」といってブドウの花を一房ずつジベレリン液に漬けるのです。

そうするとブドウは大きく成長するのですが種が出来ないのです。

 

ジベレリンは「植物成長ホルモン」といわれ全てのホルモンを活性化する効果を持っているのだそうです。

植物ホルモンであるジベレリンは、植物体内で生成され、極微量で植物の発生、成長、分化過程を調整する作用をもつ、植物の成長において必要不可欠な物質なのです。

さらに、

ジベレリンにはエチレンガスの発生を防ぐ作用もあり、

人間を含む動物でもつくられるエチレンガスの過剰な発生を抑えることから髪に良い効果を与えるのだそうです。

 

この点についてはまだ勉強が不充分で他の人の資料からの引用になりで申し訳ないのですが、

エチレンが増えすぎると、髪が細くなったり抜けたりしてしまうことが最近の研究で明らかになっているそうで、

エチレンガスの大量発生を抑制するジベレリンには薄毛予防や育毛効果が期待できるということのようなのです。

 

そのようなことから、ゴボウエキスに育毛剤効果が期待でき、タンニンは皮膚の収れん作用もあることから頭皮の環境を整える効果もあり、

ゴボウエキスは育毛剤の成分として利用されているというわけなのです。

 

 

健康雑誌「〇かさ」には“ゴボウ育毛剤”と書かれているだけで、

具体的な商品名の記載はありませんでしたが、

 

 

 

ゴボウエキスを含んでいる育毛剤は、

  • 薬用ダブル「ジベリンピュア」
  • 濃密育毛剤「BUBUKA

が該当するようです。

また、活性酸素を除去するポリフェノールを多く含んだ育毛剤は、

でしょうか。

 

 

育毛剤は長く使わなければならないものです。

キャッチコピーに惑わされずに効果の根拠をよく調べ、

自分に合った育毛剤を選んでください。

 

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