2016年5月10日に発売されたダイソンのドライヤー・スーパーソニック。
- 日本人の髪は太く、断面は丸い
- 欧米人の髪に比べて絡みにくく、きれいに整うが、スタイリングは難しい
として、
日本人向けに改良されたダンソンのスーパーソニックドライヤー。
- スーパーソニックの価格は、4万5,000円
- 革ケース付きのインペリアルパープルは、5万5,000円
なんとも高価なドライヤーなのですが、
スーパーソニックは価格に見合った凄いドライヤーだということが分かりました。
ダイソンのスーパーソニックは髪の毛に良いドライヤー
ダイソンのドライヤー・スーパーソニックが日本人向けに改良されて発売されたのが2016年の5月10日。
今までのドライヤーの価格とは比較にならない高価格なのですが、
スーパーソニックの機能は値段以上!
といっても良いほど髪の毛に良いドライヤーだと認識しました。
つい先日、10月10日に私の所属する日本毛髪毛科学協会の育毛診断士なども参加して、
ダイソンはダイソンスーパソニックの性能を、
毛髪科学の観点からスーパーソニックの性能をアピールするイベント
が、報道機関、家電業者、育毛市場関係者などがたくさん集まり開催されました。
そこで見聞きし体験した、スーパーソニックの凄さをご紹介したいと思います。
スーパーソニックは風量が凄い!
最近はさまざまな種類のドライヤーが販売されています。
このサイトでも、
などの製品を紹介しました。
しかし、
ドライヤーの本質は温風を吹き出して頭髪や頭皮を乾燥させること
ですから、
まずは、
- 量と熱のバランスがすぐれているか?
- 髪を傷めずに早くきれいに乾かせるか?
ということが大事なのです。
ダイソンのスーパーソニックは、
なんと、毎分最大約110,000回という高速回転のモーターを内蔵したヘアドライヤーなのです。
1分間に10万回転ですよ!
1秒間に1,666回転ということです。
さらに、
ダイソンの羽根のない扇風機にも採用されている、
取り込んだ空気を3倍に増幅させて吹き出す
という、
エアマルチプライアーという技術を採用していますから、
最大風量は2.4m3/分という大風量なのだそうです。
(2.4m3/分といわれてもピンときませんが、、、)
スライドを見ると、
取り込んだ空気を3倍に増幅させて吹き出すエアマルチプライアー
が可視的に見ることができました。
一般的なドライヤーのようにモーターをヘッド後部に内蔵するシステムでは、
強力な風量を吹き出すことは難しいのだそうですが、
スーパーソニックではモーターを持ち手部分に内蔵したことで大風量を可能にしたのだそうです。
大風量がどうして良いのかというと、
吹き出す風の温度を上げなくても髪の毛を乾かすことが可能
だということですね。
風量の弱いドライヤーではどうしても温度を上げないと髪の毛を乾かすことができないのです。
また、ドライヤーは髪の毛を乾かすものと思い込んでいる方が多いのですが、
- 髪の毛の根元まで乾かす
- 頭皮を乾かす
ことが大事なのですが、
大風量のスーパーソニックなら、髪の毛の根元も、頭皮も充分乾かすことが可能なのです。
Sponsored Link
スーパーソニックの温度調節が凄い!
皆さんは意外と無頓着かもしれませんが、
髪の毛に過度な熱は厳禁です
髪の毛は蛋白質です。
過度の熱をかけると髪の毛は変性してしまうのです。
卵の白身は60℃以上になると変性して固まってしまうのですが、髪の毛も同じなのです。
髪の毛の蛋白質であるケラチンはおよそ70℃で変性してしまいます。
詳しく見る ⇒ ドライヤーは薄毛に悪いのか
ドライヤーの温度は一般的には100~110℃ですが、
ヘアドライヤーはの工業規格(JIS)で温度が決められています。
- 室温30℃の部屋で、
- 吹き出し口から3センチのところで140℃
と決められているのです。
スーパーソニックでは風の温度がマイコンでコントロールされており、
- 強風(風量3)では78°Cの風が、
- 中風(風量2)では88°Cの風が、
- 弱風(風量1)は上限の100°Cの風が
出るようになっているのですが、
スーパーソニックでは、ヘッドに内蔵された温度センサーが温風の温度を、
毎秒20回測定
しており、髪の毛に過度な熱を加えないように、
「インテリジェント・ヒートコントロール」機能を搭載
しているんだそうです。
イベントでは、インテリジェント・ヒートコントロールのデモンストレーションも行われましたが、
30秒間同じ場所をブローしても髪の表面温度は80℃をキープしたままでした。
一般的なドライヤーでは、同じところにずっと温風を当てると髪の表面温度が上がってしまうため、常に動かしている必要があるのですが、
ダイソンのスーパーソニックでは同じ場所を長時間ブローしても髪へのダメージを抑えられるようになっているのです。
髪の毛は三層構造になっており、美しい髪を保つためには髪の中心部のコルテックスに適度な水分があり、表面はキューティクルで被われている必要があるのですが、
過度に熱をかけるとキューティクルが傷み、コルテックスの水分が減少して水素結合が壊れて切れ毛や枝毛の原因になってしまうのです。
イベントでは、
50~210℃の5段階の温度で複数回ブローした髪の毛のサンプルも展示されていましたが、210℃でブローした髪の毛は表面がザラつき、ツヤもなく、50℃との差は歴然でした。
イベントには、メヘアーメイクアップアーティストの山本浩未氏も参加し登壇しましたが。
山本氏も公私共にスーパーソニックを使用しているそうで、
風量が多く乾きにくい頭皮もすばやく乾かせる点が気に入っているそうで、
美しい髪を保つには頭皮も健康に保っておくこと重要だと述べていました。
日本女性は他国の女性に比べてヘアアイロンを使用することが多いそうなのですが、
ヘアアイロンは髪の毛に100℃以上の熱を加えることになるので、
せめて毎日使うドライヤーは髪の毛を傷めないドライヤーを使ってもらいたいとのことです。
確かにダイソンのドライヤー・スーパーソニックは優れていることが分かったのですが、
価格を考えるとちょっと躊躇してしまいますよね、、、。
Sponsored Link
関連記事(一部広告を含む)