日本毛髪科学協会の認定講師で毛髪診断士の けんぞう です。
今日もご覧になっていただきありありがとうございます。
今年も科学的根拠に基づいた育毛関連の情報をお届けしたいと思います。
はじめに
あなたはご存じですか?
薄毛や白髪が白ごま油うがいで治るということが評判になっているのです。
ごま油でうがいをするなんて口の中がバタベタして気持ち悪い!
と、思ってしまったのは私だけでないかもしれません。
しかし、白ごま油うがいを1ヵ月半続けると薄毛や白髪が治るというのです!!
薄毛や白髪が治る白ごま油うがいのやり方を勉強するために早速本を買いました。
アーユルヴェーダというインドの伝統医療では、
白ごま油うがいをガンドゥーシャと呼び古来から予防医学の施術として用いてきたというのです。
白ごま油うがいで薄毛や白髪が治るのはアーユルヴェーダというインドの伝統医療に基づくのです。
白ごま油うがいで薄毛や白髪が治る
ごま油でうがいをすると薄毛や白髪が治る、、、
最初はとても信じられませんでした。
でも、
薄毛や白髪が白ごま油うがいで治るとネットや口コミで評判なんです。
ただ、ネットの口コミは、、と思い、「白ごま油うがい」の本を買って勉強してみたのです。
白ごま油をそのまま使うのではなく「キュアリング」といって火入れをしなければならないんですね。
でも、その後は、
1日1回うがいをするだけ。
火入れやうがいのやり方は、「薄毛や白髪が治る白ごま油うがいのやり方」に書きましたので読んでください。
そして、
白ごま油うがいを始めて1ヵ月半後には、、、
とか、
のように、かなりの効果が期待できるのです。
私もやってみようかと思っているのですが、
気になるのは、
白ごま油うがいはどうして薄毛や白髪に効果があるのか?
ということです。
このサイトのポリシーは「有効性の科学的根拠を明らかにする」ということですから、
そういうことで、今日は、
「白ごま油うがいの有効性の科学的根拠」について書いて見たいと思います。
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白ごま油うがいで薄毛や白髪が治るわけはアーユルヴェーダ
ネットで「白ごま油うがいで薄毛や白髪が治るわけ」を検索しても出てきません、、、
ネットで「白ごま油うがい+薄毛や白髪」で検索しても、
- 薄毛が治った
- 白髪が治った
ということばかりで、
「白ごま油うがいで薄毛や白髪が治るわけ」を書いているサイトはないのです。
私が買った本『薄毛・白髪に効く!白ごま油うがい』は、2016年10月にオレンジページ社から発行されたのですが、
マハリシ南青山プライムクリニックの蓮村誠院長という方が監修しているのです。
通常、このような本を監修するのは「育毛クリニック医師」が多いのですが、
「マハリシ南青山プライムクリニック」を調べてみると、
何だこりゃ、、、
育毛クリニックではなく、
インドの伝統医学のクリニック
だったのです。
この、インドの伝統医療はマハリシ・アーユルヴェーダといって世界最古の医療なのだそうです。
マハリシというのは、この伝統医療の体系づけに貢献したマハリシ・マヘーシュ・ヨーギー氏の名前を冠したものなのだそうです。
アーユルヴェーダという言葉は、生命や寿命を意味するサンスクリット語の「アーユス」と、科学を意味する「ヴェーダ」からの造語で、
世界保健機構(WHO)もアーユルヴェーダを病気予防の医学として正式に推奨しているそうですから凄いですね。
白ごま油うがいは、世界最古の医療アーユルヴェーダの考え方なのだそうです。
焙煎されていない白ごま油は若返りのために欠かせない奇跡のオイルと言われているそうなのです。
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白ごま油うがいの健康効果
アーユルヴェーダでは白ごま油うがいをガンドゥーシャと呼ばれ非常に古くからおこなわれてきたそうなのですが、
白ごま油うがいで期待できる健康効果として、
- 喉のコンディションを整え風邪を予防する
- 唾液の分泌を促進し消化を助け口臭も予防する
- 顔の肌のツヤやハリを取り戻しほうれい線を予防する
- 抜け毛や白髪を予防する
- 口内細菌を除去し虫歯や歯周病を予防する
などがあるそうなのです。
薄毛や白髪の原因は最近明らかになってきました。
東京医科歯科大学の研究グループは、毛包部の17型コラーゲンが減少し髪の毛を産み出す毛母細胞の元になる幹細胞が減少することにあるということを明らかにしています。
くわしく見る ⇒ 東京医科歯科大学が白髪の原因を明らかに
加齢に伴って毛包部の17型コラーゲンが減少することによって薄毛や白髪が増えるのですが、
北海道薬科大学の若命准教授の研究グループは、
ビタミンCが17型コラーゲンを増やすことを明らかにし、
ビタミンCの経皮吸収を高めたはハイブリッドビタミンCに育毛効果があるとして、
ビタブリッドCの育毛効果が注目されています。
詳しく読む ⇒ ビタブリッドC
白ごま油うがいの起源はアーユルヴェーダというインドの伝統医学であることがわかりました。
では、アーユルヴェーダによる白ごま油うがいは17型コラーゲンの増やす働きがあるのでしょうか?
中国の伝統医学も同じなのですが、
現代の医学や科学で簡単に説明できないものが多くあります。
白ごま油うがいも「からだの自然治癒力を引き出す食事や手当て」として何千年も前から受け継がれてきたものの1つのようです。
アーユルヴェーダはWHOも認める予防医学で、ユナニ医学(ギリシャ・アラビア医学)と中国医学と共に世界三大伝統医学のひとつなのです。
アーユルヴェーダでは、トリ・ドーシャと呼ばれる3つの要素のバランスが崩れると病気になると考えられており、ガンドゥーシャと呼ばれる白ごま油うがいは、インド式オイルマッサージなどとともに、アーユルヴェーダの重要な施術なのです。
詳しく見る ⇒ 日本アーユルヴェーダ学会
残念ながら、白ごま油うがいが薄毛や白髪を治す根拠はコレだ!というように突き止めることはできませんでした。
しかし、インドの伝統医療として古来からおこなわれてきたもので有ることが明らかになりました。
現代科学で明らかになった「ハイブリッドビタミンCで17型コラーゲンを増やす」と、インドの伝統医療の「白ごま油うがい」を併用するのがお勧めかもしれません。
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