日本毛髪科学協会の認定講師で毛髪診断士の けんぞう です。
今日もご覧になっていただきありありがとうございます。
今年も科学的根拠に基づいた育毛関連の情報をお届けしたいと思います。
目次
はじめに
暑い夏も終わり、もうすぐ10月です。
10月20日は何の日だか知っていますか?
10月20日は頭髪の日、トウハツの日、20日はハツ日ですから、、、。
こじつけのようですが実はそうではありません。
私が毛髪診断士の資格を得た日本毛髪科学協会では、
10月10日~10月26日までを「毛髪衛生週間」としています。
どうしてだか知っていますか?
秋には抜け毛が多いからです。
秋には抜け毛がどうして多いか知っていますか?
秋には抜け毛が多い理由
秋は抜け毛が多い季節です。
女性に限らず、春と秋は抜け毛が多い季節なのです。
ある毛髪や頭皮に関するアンケート調査では、
秋に抜け毛が多いと感じる人は84%以上いた
とのことです。
秋に抜け毛が多い理由はいろいろあるのですが、
夏の紫外線
が最も大きな理由だといわれています。
一年で紫外線が最も強いのは真夏ではなく、6月~7月なのですが、
夏には海水浴やキャンプなどで野外活動が多かったり、
夏休みで外の出る機会なども多いことから紫外線を浴びる時間が長いのです。
女性の紫外線対策では顔や腕ばかりに気するのですが、一番紫外線を浴びているのは頭頂部なのです。
あなたは今年の夏、日傘を使う、帽子を被るなどの頭頂部の紫外線対策をしましたか?
ですから、秋に抜け毛が多いのです。
紫外線は活性酸素を発生させ毛包の毛母細胞や毛乳頭にダメージを与えるため
発毛活性が低下してしまうのです。
さらには、汗をかいて蒸れるなど頭皮の環境も悪化し、逆に冷房で乾燥するなど、
夏の終わりから秋にかけては抜け毛が増える理由がたくさんあるのです。
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女性の抜け毛や薄毛の原因
このサイトでも女性の抜け毛や薄毛の原因を述べてきましたが、
今日は女性の抜け毛や薄毛の原因についてもう一度まとめてみたいと思います。
① ホルモンバランスの乱れ
女性の薄毛や抜け毛の原因で最も大きいのはホルモンの変化です。
妊娠や出産に伴って抜けがが増えるのは分娩後脱毛症ですが、
最も深刻なのは40歳代後半の閉経に伴う脱毛です。
女性に生まれたからには避けて通れないのですが、適切な処置で軽く済ませることもできますし、
閉経を過ぎてホルモン変化に対応すれば抜け毛も収まってくるのです。
② 過度なダイエット
これは若い女性に多いのですが、ダイエットをやりすぎや、不規則な食生活により抜け毛が増えるのです。
髪の毛の成長は1日に0.3ミリ程度ですが髪の毛を産み出す毛母細胞は体の中で最も代謝が盛んなところなのです。
さらに、髪の毛は10万本もあり、充分な栄養や酸素の供給がなければ髪の毛の成長は滞ったり、細い髪の毛になり髪の毛の寿命を待たずに抜けてしまうことが多いのです。
③ シャンプーのやりすぎ
女性は男性に比べて洗髪する回数が多いのですが、特に若い女性では、朝シャン、帰宅したから寝る前のシャンプーと2回も洗髪することは珍しくないのですが、
シャンプーのし過ぎは頭髪の環境を悪化させてしまいます。
毛根部から分泌される皮脂は髪の毛の表面を被って乾燥から防ぐのですが、頭皮の表面をも被って乾燥や最近から守っているのです。
また、シャンプーの選び方やシャンプーのやり方を間違うと、抜け毛が増え薄毛につながることがあります。
低刺激性のシャンプーを使い、軽く頭皮を洗い、すすぎをしっかりして、頭皮にシャンプー成分が残らないようにしてください。
さらに、濡れたまま寝ることは髪のダメージにつながりますから、ドライヤーで乾かしてから床に就くようにしてください。
④ 紫外線
紫外線については上に書いたとうりです。
紫外線は活性酸素を発生させ抜け毛や薄毛の原因になります。
さらに、活性酸素は老化をも加速させ、ろうかした毛母細胞は細い髪の毛しか作れなくなったり、白髪になったりしてしまいます。
⑤ ストレス
働く女性が増え、ストレスをかかえる女性も多く、ストレスや睡眠不足は抜け毛や薄毛の原因になります。
まとめ
女性の抜け毛や薄毛が増えており、薄毛に悩む女性は1,700万人もいるといわれています。
ヘアケア商品の売上げはもはや男性より女性の市場が大きくなっているのです。
前にもお知らせしましたように、更年期に伴う薄毛は大豆製品を摂ることなどで軽く済ませることもできますし、
女性にあった育毛剤もたくさん開発されています。
女性向けとしては、
- 発毛を促進作用のある M-1育毛ミスト
- 活性酸素を除去する作用がある サントリーのフローリッチ
- 老化による白髪や薄毛を解消する ビタブリッドC
などがお薦めだと思います。
自分の薄毛や抜け毛の原因を見極め、あなたに合った育毛剤を選んでください。
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