ビタブリッドCの育毛効果が本当である科学的根拠

日本毛髪科学協会の認定講師で毛髪診断士の けんぞう です。

今日もご覧になっていただきありありがとうございます。

今日も科学的根拠に基づいた育毛関連の情報をお届けしたいと思います。

 

はじめに

ビタブリッドCは化粧品から医薬部外品に変わりました

医薬部外品になったことで、

  • ビタブリッドCは育毛効果がある
  • ビタブリッドCの育毛効果は薄毛に有効

というように「効能・効果」を謳って良いことになったのです。

しかし、

本当にビタミンには薄毛の育毛効果があるのか? 

と思われている方もいるでしょう。

そこで、今日は、

ビタブリッドCの育毛効果に関する科学的根拠をお知らせしたいと思います。

ビタブリッドCを販売しているビタブリッドジャパンももう少しアピールしたら良いのに、、と思います。

というのは、私も2015年頃には、

  • ビタミンCに育毛効果があるって?
  • レモン汁を振りかけたら薄毛が治るのか?

と、ビタブリッドCの育毛効果を信じていなかった一人なのです。

ビタブリッドCを詳しく見る ⇒ ビタブリッドCの公式サイト

 

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ビタブリッドCの育毛効果はビタミンC

ビタブリッドCは男性に女性に非常に人気のある育毛剤なのですが、残念ながら日本製ではありません。

ビタブリッドCはお隣の美容大国でもある韓国で開発された育毛剤です。

 

2013年12月に韓国で発売され半年間で96万本を売り上るほどの大人気になり、

日本でも2014年6月に発売されたのです。

 

韓国ではビタブリッドCは医薬部外品ですが、日本では化粧品の分類でした。

日本における医薬部外品の成分が満たされていなかったからですが、

ビタブリッドCは8月に「医薬部外品に認可」されました。

 

しかし、

医薬部外品になったからといって成分が大幅に変わったわけではないのです。

  詳しく読む ⇒ 医薬部外品になったビタブリッドの育毛効果は変わったのか?

 

ビタブリッドCの主要成分はビタミンCで、

化粧品のビタブリッドCでも、医薬部外品のビタブリッドCでも、

ビタブリッドCの育毛効果はビタミンC

なのです。

 

ただし、ビタミンCといってもレモン汁のビタミンCとは大きく異なります。

 

ビタミンCはL-アスコルビン酸という科学物質で、コラーゲン合成作用や抗酸化作用があることから多くの化粧品などに使われています。

ビタミンCは非常に不安定で、熱や光、酸素など触れると壊れてしまい効果も低下してしまい、皮膚に振りかけても皮膚からはほとんど吸収されないのです。

 

そこで、さまざまなビタミンC誘導体が開発されているのですが、

 

韓国の梨花女子大学 ・副総長でるチェ・ジンホ教授らの研究グループが、

バイオ融合技術により、

  • 肌からの浸透性を高め
  • 12時間にわたって肌からの継続的な吸収を可能

にしたビタミンCがビタブリッドCなのです。

ビタブリッドCは東国原英夫が宣伝するようにビタミンCの効果です

詳しく読む ⇒ ビタブリッドCとは

さらに、育毛効果がある「亜鉛」を付加したビタミンCなのです。

ビタブリッドCという名前は「ビタミンC」+「ハイブリッド(複数の組み合わせ)」ということからつけられたのです。

 

もちろん、育毛剤であるビタブリッドCにはその他にも多くの育毛成分が含まれていますが、

ビタブリッドCの育毛効果はビタミンCによるものだと考えて良いでしょう。

  ビタブリッドCを詳しく見る ⇒ ビタブリッドCの公式サイト

 

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ビタブリッドCの育毛効果の科学的根拠(その1)

 

ビタミンCには、

  • コラーゲン合成の促進
  • 抗酸化作用

があることは広く知られています。

 

抗酸化作用については、

活性酸素は薄毛の大きな原因ですから、ビタミンCが主成分のビタブリッドCには「抗酸化作用」による活性酸素の除去により薄毛を解消する育毛効果が期待できるのですが、

 

注目すべきは、

ビタミンCのコラーゲン合成作用

なのです。

 

東京医科歯科大学の研究グループは、

老化に伴う薄毛は加齢に伴う薄毛の原因は薄毛の原因はコラーゲンの減少であることを明らかにしました。

加齢に伴って17型コラーゲンが減少することにより、毛包の基である毛包幹細胞の活性が低下することが薄毛の原因だというのです。

     詳しく読む ⇒ ビタブリッドCが薄毛解消に有効な理由

そして実際に、

20~30歳代のヒトに比べて50~70歳代では毛包が小さく、17型コラーゲン量も少ないことが確認されたのです。

皮膚からの吸収を高めたビタブリッドCは頭皮から毛包に到達し、低下したコラーゲン合成を促進することにより育毛作用を活性化する働きがあるのです。

 

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ビタブリッドCの育毛効果の科学的根拠(その2)

育毛剤であるビタブリッドCが開発されるきっかけとなったのは、

韓国の慶北医学大学の研究グループが、

 アスコルビン酸-2-リン酸には育毛促進作用がある

ということを明らかにしたからだといわれています。

 

The hair growth promoting effect of ascorbic acid 2-phosphate, a long-acting Vitamin C derivative

詳しく読む ⇒ 原著論文

 

ascorbic acid 2-phosphate(アスコルビン酸-2-リン酸)というのはビタブリッドCの主成分であるビタミンCのことです。

 

そして実際に、

ビタブリッドCの育毛効果やコラーゲン合成作用も確認されているのです。

 

今年の7月に札幌市で開催された日本抗加齢医学会総会発表 において、

北海道薬科大学の若命准教授の研究グループは、

  ビタブリッドCを塗布すると17型コラーゲン合成が促進される  

ことを確認したのです。

 

この研究では、

体内でビタミンCを作ることが出来ないマウスを、

  1.  ビタミンCを与えない
  2.  ビタミンCを飲ませる
  3.  ビタミンCを皮膚に塗布する

の3群に分け、

  • 剃毛した背中の育毛
  • 毛包部の17型コラーゲン

を調べたのです。

ビタミンCはもちろん、ビタブリッドCに配合されているビタミンCです。

 

 

そして4週間後に、

  1. ビタミンCを皮膚に塗布した群と飲ませた群では発毛が観察された
  2. ビタミンCを皮膚に塗布した群では17型コラーゲンが増え遺伝子発現も多かった

という結果が得られたのです。

 

  ビタブリッドCを詳しく見る ⇒ ビタブリッドCの公式サイト

 

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