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    Categories: 若ハゲにいい育毛剤

育毛剤の効果や作用を比較してみよう

日本毛髪科学協会の認定講師で毛髪診断士の けんぞう です。

今日もご覧になっていただきありありがとうございます。

今日も科学的根拠に基づいた育毛関連の情報をお届けしたいと思います。

 

はじめに

あなたは育毛剤を選ぶ時に何を基準にしていますか?

育毛剤を選ぶに使われている三大基準は、

  1. 口コミ
  2. キャッチコピー
  3. 価格

だそうです。

しかし、これで良いのでしょうか?。

風邪薬を選ぶ時にはどうしていますか?。

  1. 自分の風のタイプを考える(咳が出る)
  2. 自分の風邪の症状に効果がある風邪薬を買う

ではありませんか?

風邪薬を選ぶ時に、口コミを気にしますか?

風邪薬を選ぶ時にTVコマーシャルを気にしますか?

そうなのです。

育毛剤を選ぶ時にも、自分の薄毛のタイプに合った作用を持つ育毛剤を選ばなければならないのです。

 

 

育毛剤の分類

まず、育毛剤の分類を知ってください。

育毛剤には、

  1. 医療用医薬品
  2. 一般医薬品
  3. 医薬部外品
  4. 化粧品

の4種類です。

 

医療用医薬品と一般医薬品

医療用医薬品と一般医薬品については、

  1. 医療用医薬品 : 厚労省が認可した、医者の処方箋で入手できる医薬品
  2. 一般医薬品 :厚労省が認可した、薬局で購入できる医薬品

ですね。

現時点では、

  • 医療用医薬品 : プロペシア、ザガーロ、プロペシアのジャネリック
  • 一般医薬品  : リアップ

などで、

薬局で購入できる一般医薬品の育毛剤は大正製薬のリアップとカロヤンガッシュだけです。

 

医薬部外品と化粧品

医薬部外品と化粧品については、

  • 医薬部外品 : 厚労省が承認した育毛成分を含む育毛剤で厚労省が承認
  • 化粧品 : 医薬部外品以外の育毛剤で都道府県が承認

ということになります。

化粧品では、「薄毛に効く」「育毛効果がある」というようなことは言ってはいけないことになっており、ですから本当は育毛剤ではなく養毛剤といわなければなりません。

しかし、

化粧品の養毛剤は医薬部外品の育毛剤よりも効果が低いのか?

とうことに関しては一概に言えません。

医薬部外品は、「厚労省が定めた育毛効果がある成分」を含んでいるのですが、この「厚労省が定めた育毛成分」は必ずしも最新の成分とは限らず、

化粧品である養毛剤にも「素晴らしい効果がある育毛成分」が含まれている可能性もあるからです。

 

特に、サントリー、ライオンなどといった研究開発型の大手会社でな長年の研究によって「独自の育毛成分」を含んだ養毛剤を発売しています。

 

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育毛剤の効能と効果

ハゲや薄毛といっても多くのタイプがあります。

男性型脱毛症、女性の更年期頃からの薄毛、牽引性脱毛症、、、などたくさんのタイプがあります。

 詳しく読む ⇒ 薄毛のタイプ

大きく分ければ、

  1. 男性型脱毛症
  2. 粃糠性脱毛症
  3. 脂漏性脱毛症
  4. 円形性脱毛症
  5. 牽引性脱毛症

などの5つになります。

 

さらに、薄毛の原因によっても分かれます。

  1. 男性ホルモン(DHT)
  2. 血行不良
  3. 毛母細胞活性低下
  4. 皮脂分泌異常
  5. 頭皮の乾燥

などですね。

 

育毛剤を選ぶ時には、

  • どのような薄毛に効果があるのか?
  • どのような効果が期待出来るのか?

ということ必ずチェックしなければいけません。

 

これらは、通常は育毛剤の箱や説明書などの「効能・効果」という部分に書かれているはずです。

 

効能で一番気になるのは、AGAといわれる男性型脱毛症でしょう。

AGAの一番の原因は、ジヒドロテストステロン(DHT)という物質です。

DHTは5α-リダクターゼという酵素によりテストステロンという男性ホルモンが変化した物質ですから、

AGAを防ぐには5α-リダクターゼを抑制することが必要なのです。

 

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育毛剤の効能効果を比較してみる

では薄毛治療薬と育毛剤の効能効果などを実際に比較し、

自分に合った育毛剤を選ぶ時のチェックポイントを見てみましょう。

育毛剤としては、一番売れ筋のフィンジア薬用プランテルを挙げてみましたが、あなたが興味ある育毛剤も同じように比較して見てください。

 

商品名

プロペシア

リアップ フィンジア

プランテル

販売会社

MSD

大正製薬  ユーピーエス  ユーピーエス
区分

医療用医薬品

一般医薬品 医薬部外品

医薬部外品

適応症

AGA

壮年性脱毛症 AGA

AGA

主な有効成分

フィナステリド

ミノキシジル

植物エキス+
ピディオキシジル

植物エキス

主な作用

5α-リダクターゼ抑制

 毛周期正常化 5α-リダクターゼ抑制

5α-リダクターゼ抑制

使用法

経口投与

塗布 塗布

塗布

 使用禁止 女性と18歳以下 18歳以下 なし なし
副作用

性欲減退・PAFS

心機能 報告なし

報告なし

開発由来

前立腺肥大症薬

高血圧薬  なし  なし
30日価格

1万円程度

9,000円程度  9,980円

6,900円

いかがでしょうか?

チェックポイントはお分かりになりましたか?

 

ここで気になるのは、リアップの効能が「壮年型脱毛症」で、AGAではないこと、効果が5α-リダクターゼ抑制ではなく、毛周期の正常化だということではないかと思います。

これについては「リアップはAGAに効果がない?」に記載しました。

 

 

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