毛髪診断士という資格をご存じですか?。
この度、毛髪診断士の認定試験を受験することになりました。
髪の毛に関するさらに有益な情報をお届けすることができることでしょう。
毛髪診断士は日本毛髪科学協会の認定資格
毛髪診断士という資格をご存じですか?。
毛髪診断士は、公益社団法人 日本毛髪科学協会が認定している資格です。
毛髪診断士とは、
毛髪診断士(Hair Adviser、JHSA)は毛髪に関する知識と、顕微鏡などを使って毛髪の状態を的確に観察する技術を習得したものです。 毛髪についての悩みを持つ人の相談を受けて適切な髪の手入れ方法などをアドバイスします。
というものです。
毛髪診断士の認定を受けるには、日本毛髪科学協会の認定試験を受ける必要がありますが、
認定試験を受けるには、日本毛髪科学協会の会員になる必要があります。
公益社団法人 日本毛髪科学協会とは
日本毛髪科学協会は、利益を目的にする営利会社ではなく、
毛髪と皮膚についての正しい知識を普及することを目的に設立された公益法人
なのです。
毛髪について一般の人の関心が高まり、また、育毛に関して数多くの商品・製品が販売されていますが、その中には
- 効果が科学的に明らかにされていない
- 医薬部外品として国の承認がないものなどを安全で効果があるかのように宣伝して高額で販売する
などの、使用者にとって不利益になる商品・製品を販売したり、不当なヘアサロンを営業をする者などがあり、各地の消費者センターなどで問題になったり、消費者からの苦情や訴訟になることもあるとして、
毛髪と皮膚についての正しい知識を普及することを目的に設立
された公益社団法人です。
厚生省(当時)の認可を受けて設立されたのは1966年ですから、設立50周年で、古い団体です。
日本毛髪科学協会に入会する
日本毛髪科学協会には誰でも入会できます。
ただし、
- 入会金:4,600円
- 年会費:15,000円
が必要で、入会申込書を提出し、入会金と年会費を納付すれば会員証が送られてきます。
私が入会したのは、7月26日です。
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毛髪診断士を認定試験とは
毛髪診断士に認定されるためには、日本毛髪科学協会の行う認定試験に合格する必要があります。
また、認定試験を受けるには2日間に亘る講習と実習を受講する必要があります。
講習では下記のことについて勉強するのです。
1.毛総論
1) 皮膚のしくみ
2) ヒトの毛の数、種類、分布と年齢変化
3) 毛器官の構造
4) 毛の色
5) 毛の発生
6) 毛周期
7) 男性ホルモン
8) 遺伝子異常による毛の異常
9) 毛の役割
2.毛の損傷とヘア・ケア
1) 物理的原因による毛の損傷
2) 化学的原因による毛の損傷と皮膚の障害
3) ヘア・ケア
4) 毛幹の性質
3.毛髪の疾患
1) 異常毛 -毛幹の異常-
①毛幹の形態:直毛、くせ毛-波状毛、縮毛-
②形状の異常
③白点として見える付着物
④白髪
2) 脱毛症 -脱毛ならびに頭皮の疾患-
①よりよい理解のための基礎知識
②脱毛症の分類
③脱毛症各論
4.毛髪診断
1) 抜け毛の相談と観察
2) 損傷毛の診断
3) 毛髪診断の実際
4) 頭皮の観察
5.香粧品
1) 化粧品と医薬部外品
2) 香粧品の配合成分
3) 皮膚の洗浄剤
4) 頭髪用化粧品
5) 頭髪用医薬部外品
最終日に、認定試験を受け、
さらに論文試験を受けて合格すれば
「毛髪診断士」の資格が授与されます。
事前に勉強しなさいと、たくさんの資料が送られてきました。
ただし、費用が、、、
- 受講料 会員16,200円
- 認定料 会員15,120円
- 更新料 2年に1回 会員2,160円
初年度に50,920円かかり、翌年からは17,160円かかります。
2015年現在で、毛髪診断士は1,696名です。
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私が毛髪診断士の認定試験を受ける理由
私が毛髪診断士の認定試験を受けるのは、貴方を初め皆さんにより正しい情報をお送りするためです。
私は(今度、詳しいプロファイルを記載します)、
大学、大学院で基礎医学(生殖内分泌学)の勉強をした後、厚労省の研究機関で「薬物毒性」の研究を行っていました。
その後、製薬企業に入り、がんや自己免疫疾患の新薬開発に従事していました。
医学博士の学位を持っていますから、医学的知識は皆さんより豊富ですが、2年前に育毛の勉強を始めました。
昨今は便利なもので、医学関係の論文もインターネットで入手できますし、専門書もAmazonで翌日に届きます。
しかし、、
独学での勉強はどうしても偏ってしまい、公平な目で評価しているかについて自身でもちょっと心配になることがあるのです。
忙しい方のために、私のサイトに来たいただかなくても、メルマガ(メールマガジン)でお届けしようと考えていたところです。
サイドバーに8月初旬から予告を出していますのでお気づきになった方もあるかと思います。
そのためにも、
- より最新の知識を得る
- 公平な目で判断する
ために、毛髪診断士の認定資格に挑戦しようと思った次第なのです。
日本毛髪科学協会の情報や毛髪診断士の講習会などたくさんあるようなのです、参加して、勉強して、より正しい、
新しい情報をお届けしたいと思っています。
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