日本毛髪科学協会の認定講師で毛髪診断士の けんぞう です。
今日もご覧になっていただきありありがとうございます。
今日も科学的根拠に基づいた育毛関連の情報をお届けしたいと思います。
はじめに
ビタブリッドCという育毛剤が隠れた人気です。
ビタブリッドCという育毛剤はビタミンCが主成分の育毛剤です。
ビタミンCってレモンや果物に含まれるあのビタミンCです。
ビタミンCを頭皮に振りかけると髪の毛が増えるって本当でしょうか?
私も最初は、嘘だろう!! っていう感じですした。
ビタミンCがどうして薄毛の解消に有効なのか?
そこで調べてみると、ナルホド、、、と納得がいきました。
しかし、
レモンジュースを頭に振りかけてもダメのようです。
その理由は、、、、
薄毛の原因はコラーゲンの不足
薄毛の原因はコラーゲンの減少だということはご存じですよね?
東京医科歯科大学の研究グループは、
- 薄毛の原因は17型コラーゲンの減少
だということを明らかにしたことは、昨年の今頃にご紹介しましたので読んでくださったと思います。
東京医科歯科大学の研究グループは、
- 髪の毛を作り出す毛包という部分の17型コラーゲンが加齢と供に減少し、
- それによって毛包の機能が低下し、
- 脱毛しやすくなったり、髪の毛の成長が悪くなったりし、
薄毛になるという薄毛のメカニズムを明らかにしたのです。
くわしく見る ⇒ 薄毛の原因はコラーゲンの減少
髪の毛は、髪の毛の根元にある毛包という部位にある毛母細胞によって作り出されます。
毛母細胞のそばにある毛乳頭は、毛母細胞に刺激を送って細胞分裂を促進して髪の毛の産生を促します。
研究グループは、毛包の基である毛包幹細胞が加齢に伴って活性低下することの原因が、17型コラーゲンの減少によることを突き止めたのです。
そして実際に、
50~70歳代のヒトの毛包は20~30歳代のヒトより小さく、17型コラーゲンの量も少ないことを確認したのです。
コラーゲンの減少が薄毛の原因である理由は、
毛包の幹細胞はコラーゲンに保護されているのですが、加齢に伴ってコラーゲンが減少すると、損傷を受けやすく、
毛包は次第に小さくなり、数も減少し、
- 髪の成長不良
- 脱毛
に結びつくのです。
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コラーゲン合成にはビタミンCが不可欠
コラーゲンは、
- 皮膚
- 血管
- 骨
に多く含まれる繊維性の蛋白質で、骨の20%はコラーゲンでできているのです。
コラーゲンは、細胞と細胞をつなぎ合わせる接着剤のような役割をしており、
皮膚や血管や骨などを、
- 柔軟に保つ
- 丈夫にする
働きをしています。
コラーゲンを多く含む食品は、
- 豚足
- 鶏皮
- 手羽先
- 軟骨
- 牛スジ
- 豚バラ肉
- ウナギ
- フカヒレ
- 魚の皮
などですが、
豚骨ラーメンや鶏白湯ラーメンのスープにもコラーゲンが豊富に含まれています。
食品として摂取されたコラーゲンは、体内でアミノ酸に分解されて吸収されます。
その後、
体内で、必須アミノ酸のリジンやプロリンなどにより再びコラーゲンに合成されるのですが、
コラーゲンの合成にはビタミンCが必要不可欠なのです。
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ビタミンCで薄毛を解消
老化に伴う薄毛を解消するためには、
コラーゲンを積極的に摂取してコラーゲンを増やすことが良いのですが、
コラーゲンを合成するにはビタミンCが必須だということを忘れてはいけません。
そして、
私達の体内ではビタミンCを合成できないので、食品から摂る必要があるのですが、
最近人気なのが、ビタミンCの育毛剤です。
ご存じですか?
ビタブリッドCという育毛剤ですが、
ビタブリッドC = ハイブリッド + ビタミンC
ということで、ナノ化して皮膚吸収率を上げたビタミンCを主成分とした育毛剤で、直接、毛包に働くようです。
くわしく見る ⇒ ビタブリッドC
男性の薄毛には2種類あります。
- 老齢性脱毛症
- 男性型脱毛症
男性型脱毛症の主な原因は、5α-リダクターゼという酵素によって男性ホルモンがジヒドロテストステロンに変わることですから、
AGAといわれる男性型脱毛症では、フィンジアのような5α-リダクターゼ抑制作用のある育毛剤を使う必要があります。
女性の脱毛症は、
- 男性の老齢性脱毛症と同様に加齢に伴う育毛活性の低下
が原因ですから、ビタブリッドCを試してみたらいかがでしょうか。
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