お茶で頭を洗うと毛が生えるそうです。
お茶で頭を洗う?
意外ですが、お茶で頭を洗うと髪の毛が生えるというのです。
その理由は、
お茶にはカテキンが含まれており、カテキンには抗酸化作用が有るから
ということで、科学的根拠があるようなのです。
そして、お茶には男性型脱毛症であるAGAにも効果がある成分が含まれているようなのです。
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お茶で頭を洗うと毛が生える?
一昨日、ネットで検索していたら、
「お茶で頭を洗うと毛が生える!カテキンの知られざるパワーとは?」
という記事が目にとまりました。
これは、Asagei plus(http://www.asagei.com/excerpt/67525)というサイトに2016年10月10日に掲載されたいたものです。
その根拠とは、
- カテキンには強い抗酸化作用がある
- カテキンは脂肪分の分解を促進する
- 血中の脂質が低下し血流が良くなる
- 血行が良くなれば毛が生える
ということで、
こう述べているのは、大妻女子大学の大森正司名誉教授ですが、大森氏は50年にわたってお茶の研究を続けているのだそうです。
カテキンを摂取するにはお茶として飲むのがふつうですが、ペットボトルのお茶などを飲み過ぎると身体を冷やすことになり、逆効果にもなりかねないので、お茶で頭を洗うのが効果的だというのです。
頭皮には皮脂や雑菌やホコリなどが溜まりやすく、頭皮の汚れは薄毛や脱毛の原因になるのですが、お茶で頭を洗うことにより頭皮の汚れも効果的に除去し、血行も促進できるというのです。
頭皮の血行が良くなれば毛が生える
お茶で頭を洗えば毛が生えるかどうかは別として、血行が良くなれば毛が生えるのは事実です。
あなたもよくご存じのように、髪の毛は毛根部にある毛母細胞によって作られます。
毛母細胞が細胞分裂を繰り返して髪の毛を成長させるのです。
髪の毛の成長速度は、0.4mm/日とごく僅かですが、髪の毛は10万本もありますから、1ヵ月に1,200mも伸びるのです。
毛母細胞は体の中で最も細胞分裂が盛んな部位で、従って、髪の毛が成長するためには、
- 充分な酸素
- 充分な栄養素
が不可欠で、血行が悪くなれば毛母細胞に酸素や栄養素が充分の届かなくなり、髪の毛の成長は滞ってしまうのです。
薄毛の人は頭皮が硬いというお話しをしましたが、読んでくださったでしょか?
薄毛を解消するには、頭皮の血行を良くする必要があるのです。
脱毛症の治療薬である「リアップ」はもともと高血圧の治療薬で血管拡張作用が有ることから、頭皮の血行を良くして発毛を促進する効果があるのです。
また、多くの育毛剤にはカプサイシンなど血行を良くする成分が含まれています。
しかし、血行を良くするだけでは不充分で、充分な栄養も不可欠です。
栄養と言っても、特別な食事をする必要はありませんが、できるだけファストフード等は避けた方が良いでしょう。
髪の毛にはワカメやひじきが効果的だと言いますが、やや都市伝説的な話で、髪の毛に良い食べ物は以前にもお知らせしましたが、「まごわやさしい」ですね。
特にお薦めは、ダイス製品で、大豆のイソフラボンは植物性エストロゲンといわれ、男性型脱毛症(AGA)の原因である5α-リダクターゼ抑制作用もあるのです。
Asagei plusの「お茶で頭を洗うと毛が生える!カテキンの知られざるパワーとは?」では、
育毛剤に加え、お茶での頭を洗うことを併用したところ、目に見えて育毛効果が高まった
との報告もあるそうです。
なお、使うお茶は安いもので良いそうですが、
肝心なのは、
- 続けること
- 効果を高めるためには栄養を与えること
が必要だとしています。
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お茶のカテキンはAGAを予防して毛が生える
カテキンとは、一種で、お茶の渋み成分ですが、
カテキンには、
- 脂肪燃焼を促進(ダイエット効果)
- 抗酸化作用
- 抗菌や抗ウイルス作用(ピロリ菌や歯周病菌の抑制、抗インフルエンザ)
- 肝臓を保護作用
- 血圧低下作用
- 血糖上昇抑制作用
- 腸内環境の改善作用
- 口臭抑制や虫歯予防作用
- アレルギーの抑制
- 発がん抑制効果
など、多くの健康効果があることが報告されています。
抗酸化作用とは、体内の活性酸素を除去する作用ですが、活性酸素は老化や各種疾患の原因にもなり、毛母細胞の活性を弱めてしまいます。
従って、ストレス、紫外線、喫煙などによる活性酸素の増加は薄毛の原因になるのです。
女性の薄毛に効果的だとして女性の間で人気があるサントリーのフローリッチは花のポリフェノールを主成分とする育毛剤です。
カテキンにはAGAに効果がある
Asagei plusの「お茶で頭を洗うと毛が生える!カテキンの知られざるパワーとは?」でも、
カテキンにはAGAの原因の一つである5αリダクターゼを抑制する作用が有ると述べています。
5αリダクターゼとは、男性ホルモンであるテストステロンを活性が高いジジヒドロテストステロン(DHT)に変える酵素ですが、DHTは毛母細胞の活性を抑える作用が有り、AGAの原因なのです。
カテキンには、5α-リダクターゼ抑制作用があることが明らかになっています。
このサイトでも以前にお知らせしましたように、
しています。
リーブ21は、2016年3月に、日本薬学会で、ウーロン茶には男性型脱毛症を抑制する成分が含まれると発表しています。
ウーロン茶には、5α-リダクターゼを抑制する成分があり、動物を用いた実験で発毛促進作用が有ることを明らかにしており、
近い将来、ウーロン茶エキスを主成分にする育毛剤を発売する
と述べています。
現時点では発売の予定などは不明ですが、分かり次第、記事をアップしますからご期待下さい。
それまでは、5α-リダクターゼ抑制作用のあるフィンジアなどの育毛剤を使用して下さい。
日本茶には麦茶やほうじ茶など様々な種類がありますが、カテキンの含有量が最も多いものは緑茶です。
また、ウーロン茶にもカテキンが含まれますが、製造工程で発酵させるためカテキン濃度は減少すると言われています
カテキンには5α-リダクターゼ抑制作用があることはリーブ21の研究で科学的に証明されていますが、
お茶で頭を洗うことによって毛母細胞までカテキンが浸透するかはやや疑問があるのでははないでしょうか?。
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