男性が薄毛が気になるのは他の人と比べた時です。
同じ年齢の男性が黒々として、自分が薄毛だったらちょっと恥ずかしかったりしますよね、、。
男性の髪の毛の薄毛と年齢の関係はどうなのでしょうか。
実は、
第一印象は3秒で決まる
という法則があるのだそうです。
そして、
- 視覚
- 聴覚
- 言葉
のなかで、最もウエイトが大きいのは視覚なのです、、、
目次
第一印象は3秒で決まる
男性が、女性でもそうですが、薄毛を気にするのは見た目です。
全員が薄毛なら誰も薄毛のことなど気にしません、そうじゃないですか?。
第一印象は3秒で決まるといわれています。
第一印象は相手が決めるものですが、
第一印象を決める要素は、視覚、聴覚、そして臭覚などですが、特に重要なのは、
- 第一印象の55%は視覚で決まる
といわれています。
アメリカの心理学者であるメラビアン氏によると、
第一印象は、
- 視覚(見た目) : 55%
- 聴覚(声) : 38%
- 言葉(話の内容) : 7%
で、
- 第一印象は3秒で決まる
と報告しています。
あなたに初めてあったヒトは、視覚で、3秒で、あなたの第一印象を決めてしまっているのです。
視覚の次は、聴覚で、あなたの話し方も大きな要因です。
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男性の髪の毛の薄毛と年齢の関係
そういうわけで、薄毛を気にするのは、見た目が気になるからです。
薄毛やハゲが人格を現すものでわけでは有りませんが、若い女性に会ったとき、同僚の髪の毛は黒々としているのに、自分は薄毛やハゲだったら引け目を感じてしまいます。
薄毛が気になるのは、他の人と比べたときなのです。
大部分のヒトが薄毛だったら、きっと薄毛のことなど気にならないでしょ、、、。
髪の毛の量と年齢の関係
平均的な髪の毛の量というのはなかなか基準がないのですが、「サントリー健康情報レポート」というサイトに、男性の男性型脱毛症の年齢別発生率というデーターがありましたので、ご紹介しましょう。
サントリーというと、ビールメーカー、清涼飲料水メーカーと思われがちですが、健康維持のための様々な製品も手がけており、
ワインなどの醸造の関係からポリフェノールの研究も世界でもトップクラスといわれ、女性に人気なポリフェノールを配合した育毛剤・サントリーフローリッチは有名で女性に人気な育毛剤です。
さて、サントリー健康情報レポートのサイトでは、様々な健康情報を提供しているのですが、
「教えて先生」のコーナーでは、各分野の専門家が専門知識を分かりやすく解説しています。
専門医に聞く「気になる髪と年齢の関係」では、
大阪大学大学院医学系研究科皮膚・毛髪再生医学寄附講座の板見 智先生 教授が解説しています。
板見氏は、「専門医が語る 毛髪科学最前線」(集英社新書)などの著書がある毛髪研究の第一人者で、このサイトでも何回かご紹介したことがあります。
さて、板見氏によると、
同じ年齢でも髪が薄くなりやすい人となりにくい人がいることは事実だそうで、男性における年齢別脱毛症の発生率は下記の図の通りだそうです。
- 60歳代 10人に5人
- 50歳代 10人に4人
- 40歳代 10人に3人
- 30歳代 10人に1人
ということで、
30歳代、40歳代での男性型脱毛症の比率は意外と少ないですね、、、。
しかし、これは「男性型脱毛症」であるAGAの発症率ですから、AGA意外の薄毛も加えるともっと数は多いと思います。
男性ホルモンに起因する「男性型脱毛症」は、男性だけでなく女性でもみられます。
男性の場合には、薄毛の部分が前頭部と頭頂部に集中するのが大きな特徴で、早い人は20代から発症し、加齢とともに発症率が増え、60歳代では51%まで上昇するそうです。
板見氏によれば、
女性の薄毛の多くも男性型脱毛症と考えられるそうで、発症のメカニズムは男性と同じですが、脱毛の部位は男性とは明らかに異なり、頭頂部だけが薄毛になり、前頭部の髪は脱毛しないそうです。
また、
女性の男性型脱毛症は、このサイトでもご説明しましたが、板見氏も、女性の男性型脱毛症は閉経後に急に増えてくると指摘していますが、これは閉経後に女性ホルモンの分泌が急減するために相対的に男性ホルモンの作用が強まるためと説明しています。
詳しく見る ⇒ FAGAは女性のAGA(男性型脱毛症)
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薄毛には栄養バランスも重要
サントリーでは、女性用のポリフェノールを主体にしたサントリーフローリッチ、
ナノテクノロジーにより髪に有効な成分を必要な場所へと送り届ける、
ダブルナノ浸透で、毛根部にまで送達するナノアクションDなどの育毛剤を販売していますが、
健康情報レポートでは、薄毛対策には栄養のバランスも大事だとしています。
薄毛には、加齢や遺伝という因子も関わるのですが、それだけに日々の髪のケアが大切で、そのために、栄養素をまんべんなく摂るように心掛けるのが大事だとしています。
髪の毛にも老化現象がある
髪の毛は、頭皮の細胞が変化してできたものす。
髪の毛は毛根部にある毛包という部分で作られるのですが、髪の毛は、毛包の一番下の毛球部といわれる部分にある毛母細胞によって産み出されます。
毛母細胞は毛乳頭細胞の刺激によって分裂、増殖を繰り返して髪の毛を産み出し、上へ押し上げていきます。
髪の毛の伸びるスピードは、1ヵ月に0.3~0.4ミリ程度ですが、髪の毛は10万本もあり、1ヵ月に1,200メートルも伸びるのです。
毛母細胞は体の中でも最も代謝が活発なところで、たくさんの栄養素や酸素を必要としているのです。
髪の毛には、毛サイクルといわれる周期があり、髪の毛は一定期間伸びたあとは、自然に抜け落ちて、新しく生え替わります。
髪の毛には、成長期、退行期、休止期と続く一連の周期があり、これを繰り返しているのですが、周期の長さはおよそ2~6年だといわれています。
こうしたヘアサイクルを一生の中で15回くらい繰り返しているといわれます。
若い時には、全ての髪の毛の90%ぐらいが成長期の段階にありますが、
加齢とともに成長期が短くなり、退行期や休止期が長くなり、抜ける髪の毛の数も増えていくのです。
男性では20代、女性では30代をピークに、髪の毛は次第に細く、まばらになってきますが、これは髪の毛の老化現象あり、誰もが避けることはできないのです。
髪の毛を増やすにはバランスの良い栄養が必要
このように、毛母細胞は髪の毛を産み出すために猛烈なスピードで細胞分裂を行っているのですが、そのスピードを維持するために、
毛母細胞はすべての栄養素や酸素を必要としており、栄養が偏ったり不足したりすれば、健康な髪の毛を産み出すことができなくなってしまうのです。
健康な身体を保つには、食生活が重要だということは誰でも知っていますが、
健康な髪の毛を維持するためにはバランスのとれた食事が必要だということに気付いていないヒトが多いのです。
薄毛対策には、目的に合った育毛剤を選ぶことが大事で、
男性型脱毛症にはプロペシアと同様に、5α-リダクターゼ抑制作用を持つフィンジアのような育毛剤を選ぶ必要があるのですが、
育毛剤を使っているからといって、偏った食事内容、不規則な生活を続けていれば、生えてくる髪の毛も生えてこなくなってしますのです。
女性の場合は、女性ホルモンの働きを助けるイソフラボンを多く含む大豆などを上手にれば男性ホルモンの働きを抑え、
薄毛対策に有効だといわれています。
薄毛を気にしながらも、薄毛を感じている男性の6割は何もしていない といわれています。
これでは、薄毛が進行するばかりです、、、、
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