人によっては、
若ハゲは死にたいほど辛いこと
です。
インターネットでお悩み相談を見ていると、
20代後半の若ハゲです。恋愛はもう無理だと思ってます。
若ハゲなのに付き合えてる人がいるのが不思議です。 付き合ってる期間中にハゲになったというのはなしで、最初から若ハゲの人と付き合った人はなぜ付き合ったのでしょうか?また、ハゲを気にする女性と気にしない女性の割合はどのくらいだと思いますか?今高校2年ですが、若ハゲで死にたいと思うほど辛いです。
まだ童貞なのに、もう男として終わってるような気もします。
どうすればいいですか?卒業以来始めて中学の同窓会へ出席しました。卒業以来、何年かぶりに会う同級生に顔を見られ、頭を見ないふりをされて、何度も何度も名前を聞き直されて確認されたこと・・・何となくわかっているのに、エッツというような感じで聞き返され、辛かった。もう次回からは出席しないつもりです。
というような悩みがたくさんあるのです。
たかが薄毛、ハゲといっても本人にとっては死ぬほどの悩みなのです。
本当かどうか、真偽の程は分かりませんが、「ハゲを苦にして自殺するヒトが年間100人」もいるとのことです。
上の、お悩み相談に対するベストアンサーが、
『剃って坊主かスキンヘッドにしてみれば!そうすれば大丈夫でしょう』
これはふざけた回答ですよね、、、。
ハゲの悩みは、ハゲているヒトにしか分からない悩みで、
世の中には
‘金持ち>貧乏人’‘都会人>田舎者’といった対立構造、あるいは
‘白人>黒人>黄色人種’といった人種差別構造がある様に
‘フサフサ>ハゲ’という明確な差別構造があるんだよ
という書き込みもありました。
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目次
若ハゲはこの世で5番以内に辛い病気
- 薄毛やハゲは年をとってから発現するもの
- 禿げは格好悪い
というイメージが浸透し過ぎており、ハゲや薄毛の本人は劣等感を感じやすいものなのです。
さらに、近年増えているといわれているものの、若ハゲは圧倒的少数です。
若ハゲでは、早い人だと中学生からハゲの兆候が見られ、クラスメートからの心無いからかいに悩まされる日々が続いたり、いじめ問題にも発展しかねないのです。
事実、不登校や引きこもりになったり、社会人ではウツになったりするヒトも少なくはないそうです。
薄毛やハゲはほとんどの年代での悩みですが、人にもよりますものの、一般的に50代を過ぎると周りにも半分くらいはハゲているヒトがいる割合になり、余り気にならなくなるようです。
しかし20代でのハゲているヒトとの割合は、12%、20代では6%と少なくなります。
年代が若くなるにつれ悩みの度合いも大きくなり、10代とか20代の方の悩みについては剥げていないヒトにとっては想像できないほど大きな悩みで、『若ハゲはこの世で5番以内に辛い病気』と感じるのはもっともなことだと思われます。
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若ハゲは自分の責任でもある
若ハゲの貴方は、「若ハゲに産んだ親を恨んでいる」かもしれません。
確かに、「ハゲは遺伝する」ということは間違いありません。
しかし、
若ハゲになったのは貴方の責任
でもあるのです。
ハゲは遺伝するのですが、遺伝だけではないのです。
ハゲになるかならないかは、
遺伝 + 環境因子
で決まるのです。
遺伝により、「ハゲる体質」を持っていたとしても、「環境因子」が加わらないとハゲにはならないのです。
ハゲの環境因子とは何か
ハゲの環境因子とは、このサイトで何回もお話をしてきた、生活習慣や食生活などです。
具体的には
- 食生活や栄養摂取の乱れ
- ストレスの過多
- 睡眠不足
- 頭皮環境の悪化
- 喫煙
などです。
中でも、食生活は非常に大切で、
- ファーストフードの摂り過ぎ
- インスタント食品の摂り過ぎ
- ジャンクフード摂り過ぎ
などです。
心あたることはありませんでしょうか?
生活を見直せば若ハゲは治る
若ハゲは、若くてなるから若ハゲです。
通常は10代の後半~20代の前半の方のハゲを指します。
若ハゲは若いからこそ治るのも早い
髪の毛は皮膚が変化したもので、頭髪は10万本ほどあります。
頭髪の本数は生まれたときに決まり、5~6年の周期で生え替わっています。
髪の毛は毛穴の奥にある、毛包という部分の毛母細胞と毛乳頭細胞の細胞分裂によって生み出されるのですが、これらの細胞も他の細胞や臓器と同様に老化します。
男性では20代、女性では30代をピークとして次第に活性が低下していくそうです。
若ハゲの世代ではまだ、髪の毛を作り出す毛母細胞や毛乳頭細胞は元気です。
40代、50代では毛母細胞や毛乳頭細胞の活性は低下してきており、生み出す毛も細く、コシのない髪の毛となってしまいます。
若ハゲの世代では毛母細胞や毛乳頭細胞が元気ですから、早めに処置をすれば、回復も早いのです。
早めに環境因子を見直すこと
- 食生活や栄養素の乱れ
- 睡眠不足
などに気づくことがあったら、今日からでも改善してください。
髪にいい食べ物と若ハゲに効果のある育毛剤
きちんと3食を食べる、睡眠時間をしっかり取る、ということが基本ですが、髪の毛の伸びる速度は1日に0.3ミリから0.4ミリと非常の遅いものです。
成長の速度を変えることはできないのですが、効率よく、髪を成長させ、太くて元気な髪の毛を生み出すために多少はやれることがあります。
それは、サプリメントの活用と育毛剤の使用です。
サプリメントの活用
髪に必要な栄養素として特に重要なものは、蛋白質、ビタミン(A、B)、ミネラル(亜鉛)が重要です。
亜鉛サプリメント
亜鉛は身体の中で働く様々な酵素にとって非常に重要な要素ですが特に髪や生殖機能の維持の上で非常に大切で、アメリカではセックスサプリメントとも呼ばれます。亜鉛は牡蠣に含まれていますが、なかなか食事としては摂取しにくいものですから、サプリメントの活用は有効です。
イソフラボンのサプリメントの若ハゲには非常に有効です。イソフラボンは大豆に含まれる成分で、植物エストロゲンとも言われており、イソフラボンに若ハゲの原因である5α-リダクターゼを抑制する作用があることは科学的にも証明されています。
育毛剤の活用
トリートメントなど何かしらの整髪料をお使いかと思いますが、若ハゲに有効な育毛剤を使ってみることをオススメします。
若ハゲは若年性AGAとも言われ、男性ホルモンの一種であるDHTというホルモンが原因です。DHTは5α-リダクターゼという酵素によって作り出されますので、5α-リダクターゼ抑制作用のある育毛剤が有効です。
プロペシアはこの5α-リダクターゼ抑制作用が有る育毛剤(飲み薬)ですが、医者の診察を受けなければ処方して貰えませんし、性機能に関する副作用があることから20歳未満の方は服用でしません。
5α-リダクターゼ抑制作用の有る育毛剤はそんなにたくさんありません。リアップにはその作用が有りません。5α-リダクターゼ抑制作用の有る育毛剤は、植物イソフラボンを含む「フィンジア」や、ノコギリヤシ成分を含む「ヘアドーン」、「ブブカ」などですが、ノコギリヤシの5α-リダクターゼ抑制作用は未だ完全に科学的に立証されていませんので、「フィンジア」の方が良いでしょう。
いずれにしても、
若ハゲ対策は、『早めの対策と継続』がキーポイントです。
これさえ守れば、貴方の若ハゲは必ず回復できます。
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