X
    Categories: 女性の育毛剤新製品情報

ナガセがケアシスタフティープを新発売

日本毛髪科学協会の認定講師で毛髪診断士の けんぞう です。

今日もご覧になっていただきありありがとうございます。

今日も科学的根拠に基づいた育毛関連の情報をお届けしたいと思います。

 

はじめに

スキンカウンセリングやフェイシャルケァサービスを取り入れた販売で有名な、

ナガセ ビューティケァが新製品発売のプレスリリースをしました。

新しいタイプの育毛剤・ナガセ ケアシス タフティープを11月1日に新発売するそうです。

  1. 発毛促進
  2. 育毛サポート
  3. 脱毛予防

の3つが同時に期待できる新しいタイプの育毛剤だそうです。

非常に気になるところですね、、、。

どんな育毛剤なのか調べてみました。

 

 

ナガセ ビューティケァが育毛剤ケアシス タフティープを新発売

2015年10月5日、長瀬産業は、100%子会社であるナガセ ビューティケァが、11月1日に新しいタイプの育毛剤・ナガセ ケアシス タフティープを新発売するとプレスリリースしました。

  詳しく見る ⇒ 瀬産業株式会社 プレスリリース

 

長瀬産業とは

育毛剤やシャンプーのメーカーは数百もあり大手から1製品しか取り扱っていない極小の会社まで様々です。

育毛剤やシャンプーは大事な髪に長きに亘って使うのですから、信用ある堅実な研究開発が他企業の製品を使いたいものです。

ナガセ?、聞いたことないな、、と思って調べてみたのですが、、、、、

 

なんと!!

創業 が天保3年(1832年)6月18日と、180年もの歴史がある会社なんです。

京都西陣で屋号鱗形屋として創業し、染料、澱粉、ふのり類を販売したのだそうです。

現在では、化学品、合成樹脂、電子材料、化粧品、健康食品等の輸出・輸及び国内販売を手がける海外支社も多いグローバル企業です。

 

新育毛剤を発売するのは、100%子会社のナガセ ビューティケァですが、

長瀬産業は昭和41年にあの有名なアメリカンホームプロダクツの日本総代理店になったことから、
ヘルスケアや化粧品・健康食品の製造・販売を行うようになり、

全国5万人の販売網を擁してスキンカウンセリングやフェイシャルケァサービスを取り入れた販売を行っているそうです。

ローズマリー成分を中心とした化粧品もたくさん手がけているようで、安心できる会社のようです。

 

新製品の概要

プレスリリースによる製品概要を見てみましょう。

  • 「発毛促進・育毛」と「脱毛予防」の両面からアプローチ
  • すこやかな髪の成長を促す男女兼用の薬用育毛剤

というのが、セールスポイントのようです。

ナガセ ケアシス タフティープ
医薬部外品
150ml
6,480円(8%税込)
1日2回頭皮になじませる

 

Sponsored Link

 

ナガセ ケアシス タフティープの成分

長瀬産業によると、

  • 毛根が太く成長する成長期が短くなることが薄毛や脱毛の大きな原因
  • 発毛機能が停止する休止期が長くなりなかなか成長期へ移行しない
  • この傾向は男性に比べると女性に多く見られる

という観点から新製品開発に着手したそうです。

そこで、

ナガセ ケアシス タフティープは、

  1. 成長期が短くなる
  2. 休止期から成長期に移行しない

という薄毛・脱毛の原因をダブルでブロックすることを目指し、

2種類の有効成分

  1. パンテノール
  2. ヒノキチオール

を主成分とし、

 

さらに、

  • ローズマリーエキス
  • ジユエキス
  • ビワ葉エキス

などを配合したそうです。

 

これにより、

毛髪環境を整え、発毛促進・育毛サポートと脱毛予防に働きかける

のだそうです。

 

さらに、

独自開発による,

  グルコシルヘスペリジンが頭皮を活性化させる

のだそうです。

 

Sponsored Link

 

ケアシス タフティープのグルコシルヘスペリジンに注目

長瀬産業のプレスリリースによると、

ケアシスタフティー婦の有効成分は、

  1. パンテノール
  2. ヒノキチオール

とのとですが、はっきり言って目新しさはありません。

いずれも、医薬部外品のリストに掲載されている成分で、すでに多くの育毛剤や化粧品に配合されています。

パンテノールはビタミンBの一種で、保湿作用、抗炎症作用、皮膚修復作用があります。また、ヒノキチオールは1936年にタイワンヒノキの精油成分から発見さた成分で、抗菌作用や消炎作用があることが知られています。

 

さらに、

  • ローズマリーエキス
  • ジユエキス
  • ビワ葉エキス

などを配合しているようですが、これらも、濃度や組合せは別としても、多くの育毛剤に含まれている成分です。

 

注目はヘスペリジン

注目は、「独自開発した」というグルコシルヘスペリジンです。

ヘルスペリンは、ミカンなどの柑橘類の果実の皮や袋に含まれるポリフェノールの一種です。

ヘルスペリンはビタミンPともいわれ、毛細血管の強化や血中コレステロールの改善、抗アレルギー作用があることが明らかになっています。

ヘルスペリンは本来、水に溶けないのですが、グルコースと結合(デンプン部分加水分解物を酵素処理)させたものはモノグルコシルヘスペリジンといわれ、水溶性になるのです。

 

Sponsored Link

 

ポリフェノールは活性酸素を除去して脱毛を防ぐ

「独自開発した」というグルコシルヘスペリジンの効果についてもっと知りたかったのですが、余り記載が無くて残念です。

独自に開発した、と書いてありますが、ナガセ ビューティケァは長年、ローズマリーの研究を行っているようですから、そこからでてきたのでしょうか、、、。

育毛でポリフェノールが注目されるのは、

ポリフェノールは活性酸素を除去する働きがあるからです。

活性酸素は薄毛の大きな原因なのです。

 詳しく見る ⇒ 活性酸素は薄毛の原因

 

活性酸素は老化や様々な病気の原因なのですが、薄毛の原因でもあるのです。

活性酸素を除去する作用がある育毛剤として注目されるのが、サントリーのフローリッチです。

 

サントリーは、長年、ワイン醸造やのエイジングの研究においてポリフェノールの研究を行っており、世界的にも有名ですが、その研究成果を育毛剤に活かしたのです。

 

 詳しく見る ⇒ サントリー・フローリッチ

 

男性の脱毛の原因は5α-リダクターゼにより男性ホルモンであるテストステロンがジヒドロテストステロン(DHT)に変化し、DHTが育毛を抑制することによるのですが、男性にも有効だとのことです。

女性の薄毛は、加齢に伴って育毛活性が低下することが一番の原因なのですが、これには活性酸素が大きく関わっていることが知られています。

 

まとめ

薄毛は予防が一番です。

薄毛になってから再びフサフサになるには時間がかかるからです。

女性の薄毛は必ず回復します。

そのためには、早めの予防です。

 

関連記事(一部広告を含む)