薄毛で悩む女性が増えている
2015年9月11日(金)の毎日新聞をご覧になりましたか?
「薄毛に悩む女性が増加」というタイトルの特集でした。
記事の内容は、大部分がこのサイトでもお知らせしたことばかりでしたが、
忙しいあなたのために、簡単にまとめてみましたのでお読みください。
女性の薄毛を防ぐための、
- 治療法
- 生活上の注意点
- 育毛剤の使い方
についての注意点です。
目次
薄毛に悩む女性が増加している
2015年9月11日(金)の毎日新聞の14面、「くらしナビ・ライフスタイル」のコーナーで半ページを使った特集でした。
最近、ホルモンバランスなどの乱れなどから、薄毛に悩む女性が増えているのだそうです。
特に、40歳や50歳の女性では更年期を迎えるとともに仕事や家事によるストレスも重なり深刻なのだそうです。
ということで、「治療法」、「生活上の注意点」、「育毛剤の使い方」について説明していましたのでご紹介しましょう。
クリニックの来院者が4倍に増えている
記事では、東京の「AACクリニック銀座」の浜中聡子院長が説明していました。
ACCクリニック銀座は女性専門の頭髪外来です。
浜中聡子院長は、6月に放送された、日本テレビのNEWS ZEROの薄毛特集にも出演していましたが、女性の薄毛治療の第一人者です。
詳しく見る ⇒ 女性頭髪クリニック・135万人の治療実績【ヘアメディカル】
AACクリニック銀座における、昨年1年間の女性の患者数は2万2,300人だったのだそうで、
ACCクリニック銀座を開院した2007年の患者数は5,200人で、患者数はなんと4倍に増えているそうです。
この、女性における薄毛の急増は、
「女性の薄毛の原因は複合的」としながらも、
- 社会進出によるストレス
- 不規則な生活によるホルモンバランスの乱れ
が大きな一因だとして、
さらに、
いつまでも若々しくいたいと、外観に気を使う人が増えた
ことも大きく影響していると述べています。
女性の髪の毛のピークは20~35歳
浜中聡子院長によれば、
- 女性の髪の毛の密度のピークは20歳
- 女性の髪の毛の太さのピークは35歳
だとしています。
これは、このサイトでも以前に書きましたように、女性ホルモンが大きく影響をしているからです。
詳しく見る ⇒ ハリコシのないペタ髪の対策は35歳から
女性の加齢による髪の毛の老化は20歳代から始まるのです
そして、40歳代後期に閉経を迎えると女性ホルモンが急激に低下し、髪の毛の加齢変化は急激に進み、
薄毛が目立つようになるのです。
40歳代、50歳代で顕著になる女性の薄毛は男性の脱毛症とは異なり、頭頂部から全体的に薄くなる「びまん性脱毛症」が特徴です。
浜中聡子院長のAACクリニック銀座でも、
女性に一番多く見られる脱毛症は更年期前後に多く見られ、
- ホルモンバランスの乱れやストレス
- ダイエットによる栄養不足
- 間違ったヘアケア
などが原因だとしています。
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ダイエットが女性の薄毛の原因
最近はダイエットによる女性の薄毛が多いのだそうです。
毎日新聞の記事でも浜中聡子院長は、ダイエットによる薄毛の例を2例挙げています。
52歳の女性の例
この女性は、東京都内に住むシステムエンジニアの方です。
若い頃から何回も過度なダイエットを繰り返し、こんにゃくしか食べないというような過度のダイエットで6ヵ月で20kgの減量をしたこともあるそうです。
さらに、40歳になるとシステムエンジニアという職業もあり、会社に寝泊まりしたりしたこともあったそうです。
更年期を迎えて薄毛だけでなく、更年期障害でも産婦人科に通院しながらの薄毛治療をしているそうですが、
頭髪治療は保険外診療のために毎月3万円の治療費がかかるものの効果があり、
「以前は外出がおっくうだったが、積極的におしゃれをする気持ちがでてきた」と話しています。
過度なダイエットは、ホルモンバランスを崩し、生理が不順になったり停止してしまうこともあるのですが、髪の成長にも大きな影響を与えているのです。
50歳の性性の例
この方も都内に住む会社員女性で、AACクリニックに通っている方ですが、
45歳頃から年に1回、大量に髪の毛が抜けるようになって薄毛が目立つようになったのだそうです。
若いときには、ダイエットをおこなったほか、子供2人の受験、両親の介護などのストレスが原因だったそうですが、
点滴やサプリメントによる栄養補給の組み合わせで治療をし、効果が見られているそうです。
薄毛の無料診断が有効
AACクリニックでは患者の7割程度で薄毛の回復が見られるそうですが、
7割とはかなりの効果です。
詳しく見る ⇒ 女性の薄毛治療で135万人の実績【ヘアメディカル】
円形脱毛症や全ての体毛が脱毛する悪性の脱毛症には効果が薄い場合もあるそうですが、
通常の薄毛の場合であれば半年の通院が効果を判定する目安だそうです。
余りにも薄毛が進むような場合には自分の薄毛の原因が何なのかを見極めることが大事です。
女性にとって黒髪は命ですから、素人判断は禁物。
無料相談を受けて原因をハッキリさせた方が良いかも知れません。
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薄毛は髪の毛に良い食べ物で回復する
浜中聡子院長は、薄毛を防ぐために日常生活で気を付けることとして、
- バランスの良い食事
- 適当な運動
- 睡眠
を挙げています。
バランスの良い栄養
髪の毛は蛋白質でできているので良質な蛋白質を摂ることが重要だとしています。
女性の髪の毛の寿命は2~5年です。
毛根部の毛母細胞の細胞分裂により成長するのですが、
1日に伸びる長さは0.3~0.4mmと僅かですが、髪の毛は10万本もあり、全てを足せば1,000mにもなり、
毛母細胞は体の中でも最も活発に細胞分裂をおこなっている細胞で、充分な栄養素と酸素が必要なのです。
浜中聡子院長はバランスの良い食事として、「まごはやさしい」を挙げています。
正しくは、「まごわやさしい」なのですが、このサイトでも既に随分前に皆さんにお知らせしていますが、お読みになったでしょうか。
詳しく見る ⇒ 髪に良い食べ物は「まごわやさしい」
薄毛対策には運動と睡眠も重要
上にも書きましたが、髪の毛を生み出す毛母細胞は体の中でも非常に代謝の激しいところなのです。
- 充分な栄養
- 充分な酸素
がなければ毛母細胞の活性は低下して、コシのない、ハリのない髪の毛しかできなくなってくるのです。
有酸素運動は頭皮の血行も良くします。頭皮の血行が良くなれば毛母細胞に栄養素や酸素を充分に運ぶことができるのです。
リアップの作用は血管拡張作用で、頭皮の血行を良くすることにやって発毛を促進するのです。また、多くの育毛剤の主成分としては血行促進効果のある物質が含まれているのです。
睡眠も重要です。髪の成長は、IGF-1という成長ホルモンによって促進されていることが分かってきましたが、成長ホルモンは夜10時~午前2時にかけて最も多く分泌されることが知られています。
「寝る子は育つ」といわれますが、髪の毛も「寝ている間に伸びる」のです。
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頭皮のマッサージと育毛剤
その他には、頭皮のマッサージと育毛剤です。
頭皮のマッサージは頭皮の血行を促進するためにも欠かせませんし、ストレスの解消にもなり、また、熟睡を誘います。
詳しく見る ⇒ 40代女性ではげてきたら頭皮のマッサージが重要です
マッサージは長時間やる必要はありません。寝る前の短時間で良いですから、毎日おこなうことが重要です。
育毛剤を選ぶときの注意点
育毛剤には様々な種類が、無数といって良いほどあります、、、
どのセールスコピーを見ても本当に効きそうです。
しかし、
- 1週間でハリやコシがでた
- 3週間で薄毛か解消した
というような宣伝をしているのは避けた方が無難です。
髪の毛は、1日0.3~0.4ミリ、1ヵ月で1.2センチしか伸び何のです
- ハリやコシとは髪の毛の太さが太くなってはじめて感じられます
- 薄毛が解消したと感じるまでには5センチ位の髪の毛が伸びる必要があります
- 一般医薬品のリアップには効果を感じるためには4ヵ月以上使用してくださいとの注意書きがあります
- 男性型脱毛症の医療用医薬品であるプロペシアが有効性を確認出来るまで6ヵ月間の服用が必要でした
いかがでしょうか、、、
使って1週間や3週間で効果が見られると書いている育毛剤をあなたは信用できますか?
育毛剤を選ぶ時は科学的根拠が大事
- 新たな有効成分を12種類も配合
- 植物成分を43種類配合
と、有効成分の数を強調している育毛剤もたくさんありますが、
- どうして有効なのか
- なぜ育毛効果があるのか
を記載している育毛剤を選ぶべきです。
例えば、
- 女性の薄毛の原因は女性ホルモン減少による発毛活性の低下
- 男性の脱毛は男性ホルモンであるDHTが発毛を抑制している
ということが分かっていますから、
- 女性では : 毛母細胞の発毛を促進する育毛剤
- 男性では : DHTを阻害する育毛剤
が有効なのです。
具体的には、
女性では : 毛母細胞を刺激するFGF-1やFGF-7が含まれている育毛剤
男性では : DHTを抑制するヒオウギエキスが含まれている育毛剤
などです。
しかし、
女性の薄毛を解消する一番の決め手は、
バランスの取れた栄養と質の高い睡眠が一番です
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