大豆は髪の毛にいい食べ物です。
前にご紹介した、米国サイト Top Ten of City が発表した「Top 10Foods for Healthy Hairs」 でも大豆を挙げていました。
大豆は、日本人がむかしから様々な形で好んで食べている食材で、身体にとてもいい食べ物なのです。
- 豆腐
- 油揚げ
- 納豆
- 味噌
そして、煮豆、きなこ、、、日本人が好きな大豆製品はたくさんあります。
そして、豆乳や湯葉はカロリーも少なく、ダイエットにも良いと若い女性に人気です。
大豆に含まれる注目の成分はイソフラボンといわれる成分です。
イソフラボンは、“唐辛子のページ” でもご紹介しましたが、髪の毛にも非常にいい食べ物なのです。
目次
大豆のイソフラボンの効果
大豆には良質の蛋白質も豊富に含まれますが、注目すべき有効成分はイソフラボンです。
イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと非常に似た働きをすることから、“植物エストロゲン”とも呼ばれています。
イソフラボンの作用を見てみましょう。
骨粗鬆症予防効果
第一に挙げたいのは骨粗鬆症予防効果です。女性は閉経後にエストロゲンが急激に低下しますが、それに伴って骨の量も減少し、骨粗鬆症という背骨が曲がったり、骨折をしやすくなったりするのですが、それを予防します。
武田薬品は『オステン』という骨粗鬆症治療薬を販売していますが、これはイソフラボンの一種です。
更年期障害の改善
更年期障害は女性ホルモンであるエストロゲンの低下に伴うホルモンバランスの変化が引き起こす症状ですから、女性ホルモン作用が有るイソフラボンは改善効果があります。
美容効果
イソフラボンは女性ホルモンと同じ働きをしますから、当然、女性らしい体をつくる効果があります。
イソフラボンには肌細胞の新陳代謝を高めたり、肌のヒアルロン酸やコラーゲンの合成を促すなど、肌の保湿力を向上させる美肌作用が期待できるのです。
美白作用、保湿性の向上といった効能で化粧水や美白化粧品にも含まれています。
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イソフラボンの髪に対する効果
イソフラボンの育毛にたいする効果もイソフラボンのエストロゲンの働きによるためです。
AGAの原因は、デヒドロテストステロン(DHT)が毛乳頭細胞に作用し、毛の成長を阻害することによって引き起こしているのです。
イソフラボンは、DHTを作り出す5α-リダクターゼを抑制する作用があるのです。
私は、AGAの予防には植物成分からなる[薬用プランテル]が安全で、M字ハゲに有効だと判断しているのですが、
この[薬用プランテル]の有効成分は、ヒオウギという植物に含まれるイソフラボンなのです。
デヒドロテストステロンは女性の体内でも生成され、そのバランスが崩れると女性でもAGAを招きます。
イソフラボンの1日の摂取量
イソフラボンの1日の摂取目安は、大豆イソフラボンで70mg程度とされています。
食材では、
- 豆腐半丁 : 55mg
- 納豆1包 : 50mg
- 煮豆1皿 : 30mg
- 大豆飲料120ml :69mg
- 豆乳120ml : 45mg
毎日摂るのが難しい人はサプリメントを活用するのもよいでしょう。
サプリメントではイソフラボンの過剰摂取に気をつける必要があり、食事とのバランスをとって、1日30mgの摂取が理想です。
大豆製品の場合にはたくさん食べたからと言って、イソフラボンが体内に過剰に吸収されることはありません。
SUNTRY【大豆イソフラボン+亜麻リグナン】
●内容量
90粒(約30日分) 1日3粒目安
●原材料名
大豆胚芽抽出物、乳糖、亜麻種子抽出物、セルロース、卵殻カルシウム、ビタミンE、ショ糖脂肪酸エステル、ベタイン、シェラック
●3粒(600mg)あたりの成分
大豆イソフラボン(アグリコンとして)/25mg 亜麻リグナン/20mg ビタミンE/28mg 熱量/2.34kcal たんぱく質/0.02~0.07g 脂質/0.07g 炭水化物/0.39g ナトリウム/0~7mg カリウム/1mg未満リン/1mg未満