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薬用プランテルの有効成分をブブカと比較する

育毛剤の成分って、メチャクチャたくさんあって、どれが効果が有るのか分からない!

あなたもそうじゃありませんか?

 

科学的根拠のある育毛成分を含んでいなければ毛は生えません!

AGAといわれる男性型脱毛症では、DHTといわれるジヒドロテストステロンの産生を抑える必要があるのですが、

薬用プランテルやブブカのどのような成分がAGAの原因であるDHTを抑えるのかを検証してみました。

 

 

薬用プランテルとブブカの有効成分は?

薬用プランテルの有効成分はヒオウギエキス

薬用プランテルは、M字ハゲ用の育毛剤だと宣伝しています。

その有効成分として、7つの成分が含まれているそうです。

  1. ヒオウギエキス : テストステロンに対抗
  2. ビワ葉エキス : 毛母細胞活性
  3. 海藻エキス : 毛髪周期修正
  4. 牡丹エキス : 毛乳頭吸収
  5. シナノキエキス : フケ痒み
  6. ヒキオコシエキス : フケ痒み
  7. プロビタミンB5 : 皮脂抑制

ほとんどが植物エキスですが、

M字ハゲ用と銘打つ背景は、「ヒオウギエキス」のようです。

 

 ブブカの有効成分はオウゴンエキス

ブブカは、M字ハゲ、U字ハゲ、O字ハゲ、混合型ハゲに有効だと謳っていますが、有効成分として、

  1. M-034濃密エキス :ヌメリ成分から独自技術で抽出
  2. オウゴンエキス : 脱毛の原因を77%ブロックする
  3. 32種類の育毛成分 : オリジナルのブレンド配合

だといっています。

 

M-034を独自の先端技術で濃密に抽出してといっています。

M-034は、天真堂というOEM会社が開発したソヴール08という成分で、ミツイシコンブという昆布の抽出エキスで、チャップアップや、ヘアドーンの有効成分と同じ成分ですが、ブブカはさらに効果を高めたM-034を開発したとのことです。

なお、ミツイシコンブの海藻エキスは薬用プランテルにも含まれています。

 

オウゴンエキスとは、コガネバナという植物の根の抽出エキスですが、“男性ホルモンであるDHTをブロックする作用”があるそうです。

その他の、32種類の植物成分がどのような効果を現すのかは販売サイトのページにも詳細な記載がないので良く分かりませんでした。

ブブカの有効成分は、コガネバナのオウゴンエキスと、育毛剤と同時に服用することを奨めているノコギリヤシのエキスです。

 

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ヒオウギエキスとオウゴンエキスを検証する

 薬用プランテルがM字ハゲに効果があるのは、『ヒオウギエキス』、ブブカは『オウゴンエキス』だといっていますので、ヒオウギエキスやオウゴンエキスの効能について調べてみました。

ヒオウギの有効性の科学的根拠

ヒオウギエキスの有効成分はイソフラボン

ヒオウギは桧扇や緋扇と書く植物で、野生のヒオウギは、本州西部、四国、九州から台湾、中国、インドに自生しており、漢方薬として古くから用いられてきました。漢方に用いられるのは主にヒオウギの根茎で、そのエキスにはイソフラボンおよびその配糖体が含まれています。イソフラボンは豆類や葛根にも含まれていますが、ヒオウギ特有のイソフラボンも確認されています。

 

イソフラボンがM字ハゲに有効である科学的根拠齲

このサイトでは何回もご紹介していますが、イソフラボンには5α-リダクターゼ抑制作用が有ることが明確に立証されています。

5α-リダクターゼの抑制により、発毛が促進されるだけで無く、前立腺癌や前立腺肥大の予防になるのです。

 

国立がん研究センター・癌予防検診センターでは、前立腺癌とイソフラボンの関係について研究していますが、「血中イソフラボン濃度と前立腺がん罹患との関連について」下記のような論文を報告しています。

 

イソフラボンの予防的効果のメカニズムの一つとして、エストロゲンレセプターβ(ER-β)を介した作用が考えられていますが、進行前立腺がんでは、ER-βが少なくなることが報告されていますので、イソフラボンは進行前立腺がんでは作用しないことが考えられます。また、イソフラボンは、テストステロンからより活性の強いジヒドロテストステロンに変換する5αリダクターゼという酵素を阻害する作用を持っていますが、5αリダクターゼが低下すると、前立腺特異抗原(Prostate Specific Antigen, PSA)が低下することが報告されています。PSAの値は前立腺がんの診断の一つに用いられます。よって、PSAの値が比較的低い限局がんでは、さらにPSAの値が低下することとなり、前立腺がんとして発見されることが少なくなるのに対して、PSAの値が高い進行がんでは、血中イソフラボン濃度の影響をうけない、ということも考えられます。いずれにしても、今回の研究では、進行前立腺がんの症例数が少なく(48例)、結果が偶然であることも否定できず、今後の研究での確認が必要です。

 

さらに、がん研究センターでは、ラットを使ってイソフラボンが5α-リダクターゼを抑制することも報告しています。

 

前立腺癌は、ジヒドロテストステロン(DHT)の増加レベルとの関連性が報告されており、また、<u>大豆イソフラボンは、テストステロンをDHTに転換することに関連性のある5α-レダクターゼを抑制することで知られている</u>。それらの理由で、男性ホルモンの血漿レベル対して、大豆抽出物、イソフラボンの効果を雄ラットを使い調査した。

、、、、これらの結果は、<u>大豆イソフラボン摂取により血漿DHTレベルを減らす可能性がある</u>ことを示唆した。
                                                      (BJU Int. 2013 Sep 5 より引用.)

オウゴンエキスの有用性に関する科学的根拠

オウゴンエキスとは

オウゴンエキスは、コガネバナ(黄金花)という植物のエキスです。コガネバナは、シソ科の多年草の植物で、ロシアの極東地方からモンゴルや中国の辺りにかけて分布しているそうで、このコガネバナの根の部分を乾燥させたものを「オウゴン」と言い、オウゴンエキスはこの「オウゴン」から抽出したエキスです。

オウゴンも漢方薬として使われており、頭痛や腹痛、嘔吐や下痢、胃炎などの抗炎症作用などに効果があることが知られています。美容関係では、保湿や消臭、ニキビ予防などの美白効果があり、化粧品などの原料の一つとしても使用されています。

 オウゴンエキスがM字ハゲに有効である科学的根拠

オウゴンエキスにはM字ハゲの育毛剤として不可欠な、5αリダクターゼ抑制作用が有るのでしょうか。 

ヤマダ薬研という生薬のメーカーがオウゴンエキスの情報を公開していますが、効能としては、「消炎、抗炎症、収斂、保湿、細胞賦活、抗アレルギ-、抗菌などのはたらきがあるとされ、肌荒れを防ぎ、水分保持力の強い肌に整える化粧品に使用されています」との記載しかありません。

アンチエイジング株式会社という会社でもオウゴンエキスの効能を公開しています。ここには、「皮脂分泌の原因になる男性ホルモンを抑制し、ニキビなどの肌トラブルを防ぎ、無駄毛予防する効果もあります」との記載がありますが、“5α-リダクターゼ抑制作用”があるという科学的な記載はありません。

コガネバナの根から抽出されたエキスです。肌荒れを防ぎ、水分保持力の強い肌に整えます。
コガネバナ(黄金花)はシソ科の多年草で、東シベリアから中国北部・朝鮮半島に分布しています。生薬としては、胆汁分泌促進・浮腫抑制・解熱・消炎などの働きがあり、多くの漢方薬に用いられています。
オウゴンエキス(コガネバナエキス)は、コガネバナの根である黄芩(オウゴン)から抽出して得られるエキスです。抗炎症作用・抗アレルギー作用・チロシナーゼ阻害作用・抗菌作用・収れん作用・紫外線吸収作用・フリーラジカル消去作用があり、化粧品に広く配合されています。肌荒れを防ぎ、保水力のある肌に整える目的の化粧品に配合されます。皮脂分泌の原因になる男性ホルモンを抑制し、ニキビなどの肌トラブルを防ぎ、無駄毛予防する効果もあります。

オウゴンエキスは、厚労省の医薬部外品における発毛有効成分として認定されているのですが、その作用は、

  •  woogoin、baicalin、baicalein といったフラボノイド成分を含む
  • チロシナーゼ活性阻害作用
  • 消炎、抗炎症、収斂、保湿、細胞賦活作用
  • 抗アレルギー、抗菌等の作用

ということで、具体的に「5α-リダクターゼ抑制作用」に付いての科学的論文は見つかりませんでした

しかし、ブブカの公式販売サイトでは、5α-リダクターゼを77%抑制したと明記していますので、自社で検証したのですね。

77%というのはかなり凄い効果だと思います。

 

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M字ハゲの予防や治療では5α-リダクターゼの抑制が必須です

上にも書きましたように、AGAといわれる男性型脱毛症の原因は、5α-リダクターゼという酵素により作られるジヒドロテストステロン(DHT)が毛の成長を抑制してしまうことにあるのです。

ですから、M字ハゲの予防や治療では5α-リダクターゼを抑制する必要があるのです。

それは、国内で唯一の男性型脱毛症治療薬であるプロペシアが5α-リダクターゼ抑制作用の薬であることからも明らかです。

医薬部外品の育毛剤は、厚労省が認めた「育毛成分」が含まれていることは間違いないのですが、

育毛成分には、

  1. 5α-リダクターゼ抑制作用
  2. 血行促進作用
  3. 毛母細胞刺激作用
  4. 皮脂分泌抑制作用

などの様々な作用が有るので、目的に合った育毛作用を有する育毛剤を選ぶ必要があるのです。

 

また、育毛剤を選ぶ時には科学的根拠がある育毛成分が含まれていることが重要なのです。

AGAの予防や治療には5α-リダクターゼ抑制作用のある薬用プランテルやブブカが有効です。

  詳しく見る >>> 薬用プランテルはM字ハゲに有効

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