高校生の薄毛にはメディカルミノキ5を薦めない理由
日本毛髪科学協会の認定講師で毛髪診断士の けんぞう です。
今日もご覧になっていただきありありがとうございます。
今日も科学的根拠に基づいた育毛関連の情報をお届けしたいと思います。
目次
はじめに
日本人男性の1,700万人が薄毛に悩んでいるといわれています。
成人男性の5人に一人が薄毛に悩んでいるということになります。
中でも、若い人の薄毛が増えているのですが、
特に、
- 高校生の男性
- 20歳代の男性
の薄毛が増えているのです。
アンファがメディカルミノキ5を発売したことはご存じでしょう?
メディカルミノキ5は大正製薬のリアップのジェネリック品ですが、
アンファーは、
であることを明らかにしています。
リアップのジェネリックは今後、
加美乃素やロート製薬などから続々発売される予定ですが、
高校生の薄毛対策ではメディカルミノキ5は使わない方が良いのです。
今日は、
高校生の薄毛にはメディカルミノキ5を薦めない理由をお話ししましょう。
高校生がメディカルミノキ5を使えない理由
8月初めに発売されたメディカルミノキ5の売れ行きが好調で、
アンファーは当初の計画の150%の売上げを示していると公表しています。
アンファーは、メディカルミノキ5の購入者のターゲットを20~30代の若年層と想定して、
- インターネットによる購入を中心にした販売戦略
- 香取慎吾と草彅剛の「ミノキ兄弟」
などにより若者に対して壮年性脱毛症の認知度が上がったことや、
20~30代の若年層ではインターネットによる購入に抵抗がないためではないかと分析しています。
AGA治療で有名なメンズヘルスクリニック東京では、
2017年いおける同クリニックへの薄毛治療に関する問合せの、
- 70%は20代~30代の男性
だったとして、
若年男性の薄毛悩みが深刻化しているのではないかと述べています。
高校生の薄毛にメディカルミノキ5は使えない
アンファーではメディカルミノキ5の購入者の大半は20~30代としていますが、
20歳未満の男性の購入も合ったものと考えらます。
メディカルミノキ5はリアップのジェネリックですが、
リアップがドラッグストアーなどにおける対面販売であるのに比べて、
メディカルミノキ5は通販サイトで購入できるからです。
リアップX5の添付文書には、
次の人は使用しないでください。
1)本剤の成分でアレルギー症状を起こしたことがある人。
2)女性
3)未成年者(20歳未満)
と記載されています。
メディカルミノキ5の添付文書にも、
メディカルミノキ5 (第1類医薬品)
してはいけないこと(守らないと現在の症状が悪化したり,副作用が起こる可能性があります。)
次の人は使用しないでください。
(1)本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(2)女性。[本剤は日本人女性における安全性が確認されていません]
(3)未成年者(20歳未満)。[国内での使用経験がありません]
(4)壮年性脱毛症以外の脱毛症(例えば,円形脱毛症,甲状腺疾患による脱毛等)の人,あるいは原因のわからない脱毛症の人。
との記載があるのです。
使用してはいけない理由として、リアップでもメディカルミノキ5でも、
[国内での使用経験がありません]
として書かれています。
リアップの開発経緯でお知らせしたように、
リアップは医薬品ですから、
厳格で、長期に亘る、大規模な、
- 安全性試験
- 有効性試験
を行わなければならないのです。
が、、、、
その対象者が20歳以上に成人男性だったのです。
したがって、
厚生労働省は「未成年者(20歳未満)」の使用を認めていないのです。
メディカルミノキ5はリアップのジェネリックですからリアップの規制に準じなければならないのです。
自己責任で使うのは自由ですが、、、
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プロペシアも高校生の薄毛に使えない
薄毛治療薬として真っ先に思い浮かべるのはプロペシアです。
プロペシアは、
アメリカのメルク社が1977年に発売した育毛剤で、
日本では2005年に万有製薬(現:MSD)から発売されました。
日本での特許は2015年に切れたことから多くの製薬会社からジェネリックが発売されました。
詳しく見る ⇒ プロペシアのジェネリックが発売
プロペシアは医療用医薬品ですから、
医者の処方箋がなければ手に入れることができません、
つまり、クリニックに行かなければ手に入らないのです。
しかし、
プロペシアは高校生の薄毛には処方してもらえません。
プロペシアの添付文書には処方禁忌として「処方してはいけない対象」が明記されています。
処方禁忌
- 未成年者 : 20歳未満での安全性と有効性は未確認
- 女性 : 女性に対する適用は認められていない
- 妊婦 : 胎児の生殖器官等の正常発育に影響を及ぼす
20歳未満ですから高校生には処方禁止になっているのです。
処方禁止の理由は「安全性と有効性は未確認」ということで、
リアップと同じように申請時の安全性試験が20歳以上の成人で行われたので、
20歳未満では安全性が確認されていないというのです。
高校生の薄毛でプロペシアを使わない方が良い本当の理由
リアップと同じように、
プロペシアを自己責任で使うことが可能です。
インターネットでは簡単に入手できますから、、。
未成年者以外にも、
「胎児の生殖器官等の正常発育に影響を及ぼす」として妊婦は触れることも避けるように指示されているのです。
その理由は、
プロペシアは男性ホルモンに影響をおよぼす薬品だからです。
プロペシアは男性ホルモンであるテストスレロンをさらに強力なジヒドロテストステロンに変える5α-リダクターゼという酵素を阻害する作用のある薬品なのです。
プロペシアの添付文書には副作用として、
- 性欲減退
- 勃起不全
- 精液減少
などの副作用があることが明記されていますからご存じでしょう?。
詳しく見る ⇒ プロペシアの性機能に対する副作用
そしてさらに問題なのは、
プロペシアの服用を止めても副作用が持続する
ということです。
これは、ポストフィナステリドシンドロームとして海外では大きな問題になっています。
詳しく見る ⇒ プロペシアのとんでもない副作用
ポストフィナステリドシンドロームでは、
- 肝機能異常
- うつ病
- 自殺念慮(自殺したいという気持ち)
などの非常に重篤な副作用の危惧があるのです。
海外では救済財団など結成されて大きな問題になっているのですが、
どうして日本では話題にもならないのか不思議です。
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高校生の薄毛にオススメの育毛剤
では高校生の薄毛は手当の方法がないのか?
若い人の薄毛の原因は、
- 食生活
- ストレス
- 不眠
など大きな要因といわれていますから、
それらの改善に努めることが薄毛の解消ほうなのですが、
高校生のあなたに、
- 食生活を改めなさい
- 夜は10時には寝なさい
といっても無理な話でしょう?
高校生の薄毛対策には化学物質を含まない植物成分を主成分とした育毛剤が良いのです。
でもきっと、
育毛剤なんて効果がないだろう、、
と思ってはいませんか?
最近の育毛剤は医薬品にも負けない効果が確認されています。
ネットで話題になっているフィンジアの成分は、
リアップの主成分であるミノキシジルの3倍の活性があることが確認され、
AGAの原因である5α-リダクターゼを抑制することも確認されているのです。
フィンジアは、プロペシアとリアップの両方の効果がある
と若い人に人気で高校生のあなたにも安心です。
詳しく見る ⇒ フィンジア
さらに、
でお薦めしていた薬用プランテルは、
今年の7月にプランテルEXとしてさらに改良され、
その有効性は、
- ミノキシジルの3倍の活性
- AGAの抑制効果
が確認されているのです。
- リアップも、
- メディカルミノキ5も、
- プロペシアも、
いずれも、
高校生のあなたには使用が許可されていません。
ネットでの購入は可能ですが、
身体が完全に大人になっていない今は、少しだけ使うのを待ってください。
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