活性酸素は薄毛の原因

日本毛髪科学協会の認定講師で毛髪診断士の けんぞう です。

今日もご覧になっていただきありありがとうございます。

今日も科学的根拠に基づいた育毛関連の情報をお届けしたいと思います。

 

はじめに

活性酸素は老化や病気の原因の90%を占めるといわれています。

もちろん、活性酸素は薄毛の原因でもあるのです。

活性酸素は髪の毛を生み出す毛母細胞の活性を抑え、細くハリやコシのない髪の毛にし、そして脱毛を促進してしまうのです。

活性酸素を抑えることは薄毛だけでなくあなたを若々しく保つのです。

 

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活性酸素は老化や病気の原因

活性酸素は病気や老化の原因だということを良く聞きます。

活性酸素とは、字のごとく「活性が強い酸化力が強い酸素」のことです。

少し専門的になってしまうのですが、「酸化とは酸素と結びつく化学反応」なのですが、「他の分子から電子を奪い取る反応」でもあるのです。

活性酸素は老化や薄毛の原因です

通常、酸素原子は8個の電子に囲まれて安定した状態を保っているのですが、活性酸素は電子が1個足りないために、他の分子から電子を奪い取る力が非常に強いのです。

 

活性酸素は体を守る

私達が呼吸によって血液中に取り込んだ酸素の2%位は活性酸素になるのですが、活性酸素はダメージを与えるだけでなく体内で重要な働きをしており、なくてはならないものなのです。

酸化力が強いということは殺菌作用も強いということで、体内に入り込んだ細菌などを酸化させて除去する働きを担っています。

また、酵素の働きを促進する効果もあり、活性酸素があるからこそ、身体中の細胞は健康を維持することができるのです。

呼吸により取り込んだ酸素の2%が活性酸素になるのですが、体内で多くの活性酸素が作られてしまったときにはSODという酵素が活性酸素を除去してくれることから、体内の活性酸素はほぼ一定量で保たれているのです。

 

活性酸素は老化や病気の原因

活性酸素は加齢に従って次第に増えてしまいます。

それは、SOD活性が加齢によって次第に低下することや、生活習慣によって活性酸素が多量につくtられてしまうからです。

活性酸素が肌の弾力を維持する蛋白質であるコラーゲンやエラスチンを変性させてしまうことによって、シワ、タルミの原因になります。

活性酸素が不飽和脂肪酸を酸化させることで過酸化脂質が作られ、細胞が老化してしまいまうのです。

 

さらに、SODの活性に追いつかない量の活性酸素が過剰に増えてしまうと、さまざまな疾病を引き起こすと考えられています。

活性酸素が引き起こすと考えられている疾患は、

  • 動脈硬化
  • 脳血管障害
  • 高血圧
  • 糖尿病
  • 高脂血症
  • 肝臓病
  • 白内障
  • 老人性痴呆症
  • 関節リウマチ
  • アトピー性皮膚炎

など、過剰な活性酸素は多くの体のトラブルの原因になっているのです。

 

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活性酸素は脱毛の原因

過剰な活性酸素は老化や病気の原因になりますが薄毛の原因でもあるのです。

過剰な活性酸素は、

  • 頭皮を硬化させ
  • 毛母細胞を弱らせる

てしまいます。

活性化酸素による頭皮の硬化は肌の老化と同じように、頭皮の蛋白質を変性させることに夜のですが、頭皮が硬化することによって頭皮の血行が悪化し、毛母細胞に充分な栄養素と酸素が届かないことになり、髪の毛の産生が低下してしまうのです。

このことは、以前にお話ししたように「薄毛の男性は頭皮が硬い」ということ関連しているのです。

 

活性酸素が増える原因

活性酸素が増える原因は、

  • 老化
  • ストレス
  • 紫外線
  • 喫煙
  • 過度の飲酒
  • 大気汚染
  • 食品添加物
  • 過激な運動

などだといわれています。

これって、薄毛の原因でもあるのです。

 

このサイトでは薄毛の原因として、

  1. 加齢
  2. ストレス
  3. 睡眠不足
  4.  紫外線
  5. 喫煙
  6. ファストフードの摂り過ぎ

などを挙げて説明してきましたが、

これら薄毛の原因と活性酸素を増やしてしまう原因は同じなのです。

 

特に、喫煙や日焼けは薄毛を引き起こしてしまう原因になりますが、

このサイトでも、「タバコをやめたら薄毛が治る」、「頭皮の日焼けは薄毛の原因」でお話ししたことを覚えておられるでしょうか。

 

また、白髪の原因にも活性酸素が関与していることが明らかになっています。

 詳しく見る ⇒ 白髪の原因と予防

 

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薄毛の原因の活性酸素を減らす

活性酸素を減らすには、薄毛の原因となる生活習慣を見直すことが第一です。

これら生活習慣の見直しによって薄毛を防ぐとともに、老化も防ぐことができるのです。

  1. 加齢
  2. ストレス
  3. 睡眠不足
  4.  紫外線
  5. 喫煙
  6. ファストフードの摂り過ぎ

 

体内の活性酸素を減らす

体内の活性酸素を増やさないための努力をすると同時に、体内の活性酸素を減らす努力をすることも重要です。

体内の活性酸素を減らすには、

  1. 活性酸素を除去する酵素SODを活性化する
  2. 抗酸化作用のある食品を摂る

ことが有効です。

 

SODを活性化する

SODが作られるためには、蛋白質と同時に、鉄、銅、亜鉛、マンガンなどのミネラルが必要です。

特に亜鉛は必要で、普段の食生活では不足しやすいミネラルです。

薄毛に亜鉛が重要だといわれますが、亜鉛には男性型脱毛症の原因である5α-リダクターゼ抑制作用があると同時に活性酸素を除去する酵素であるSODの産生にも必要なのです。

ているのは,特に亜鉛は毎日の食生活で不足しがちのため,この不足しがちな亜鉛を補い,タンパク質と亜鉛を同時に摂取することで,SODを増加,活性化できるのです。

またこのサイトでご紹介したように、「ココアは髪の毛にいい」や「アーモンドは髪に良い」などは意外と知られておらず、残念です。

 

抗酸化食品を摂る

抗酸化作用を有する食品を摂ることによって、過剰な活性酸素を除去することが可能です。

抗酸化作用を持つ成分は、アスタキサンチンやポリフェノール、ビタミンCやビタミンEなどの成分が挙げられ、これらを多く含む食品を積極的に摂ることが有効です。

最近は、水素水が活性酸素を除去できると人気ですので、水素水を検討するのも良い方法でしょう。

  詳しく見る ⇒ 薄毛対策で水素水を選ぶ時のポイント

 

サントリーのフローリッチに注目

サントリーはポリフェノール研究においては世界的にも有名です。

ワインやウイスキー造り、お茶や健康食品の研究開発において、ポリフェノールの研究を長く続けているのです。

ポリフェノールは薄毛の原因となる活性酸素を除去します

 

ポリフェノールといえば思い浮かべるのは赤ワインですが、コーヒーには「クロロゲン酸」、

大豆には「イソフラボン」、ブルーベリーには「アントシアニン」、蕎麦には「ルチン」、

お茶には「カテキン」など、ポリフェノールは4,000種類以上もあるのだそうです。

 

サントリーはポリフェノールについて、アンチエイジング、コスメなどのサプリメントもたくさん製品化していますが、

その研究過程で頭皮ケアへの応用を考えついたのが、フローリッチだそうです。

 詳しく見る ⇒ サントリーのフローリッチ

 

  • 活性酸素を増やさないような生活を心掛ける
  • 抗酸化物質を含む食品を積極的に摂る

このことは、薄毛を防ぐだけではなく、老化を防いでいつまでも若々しさを保つことや、癌や動脈硬化など多くの病気からも守ってくれるのです。

 

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