金属アレルギーや花粉症のアレルギーで脱毛
日本毛髪科学協会の認定講師で毛髪診断士の けんぞう です。
今日もご覧になっていただきありありがとうございます。
今日も科学的根拠に基づいた育毛関連の情報をお届けしたいと思います。
はじめに
先日の世界仰天ニュースは衝撃的でしたね。
虫歯治療による金属アレルギーで脱毛!
というのです。
それも脱毛というよりは、、、、
金属アレルギーと脱毛はどんあ関連があることが分かってきたのですが、
気になるのは、
花粉症のアレルギーです。
薄毛で花粉症アレルギーがひどかったら、薄毛の原因が花粉症だった、、ということがあるのでしょうか?
花粉症の脱毛症との関係に着いて調べてみました。
金属アレルギーで凄い脱毛がおきた!
最近、円形脱毛症の話題が多いです。
円形脱毛症は「ストレスが原因」と思われていますが、自己免疫疾患なのですが、
先日の「ザ!世界仰天ニュース」では、なんんと「金属アレルギー」も円形脱毛症の原因で、
それも、「30年前の虫歯治療の金属が原因」だったのですね、、、、。
世界仰天ニュースのビデオを見る ⇒ コチラ
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円形脱毛症の原因
そのテレビに出ていたのが、中山秀夫医師です。
中山医師は、東京の目黒で皮膚科クリニックを開業されているのですが、元済生会中央病院皮膚科部長で、1990年代には厚生省のアトピー性皮膚炎研究班員を務めるなど、アレルギーの賢威なのだそうです。
中山医師は、アレルギー疾患でも特にアトピー性皮膚炎、金属アレルギーなどの治療に長け全国からアレルギーで悩む患者さんが訪れているのだそうで、日本で初めて歯科金属アレルギーを発見した医師でもあるそうです。
中山医師によれば、
円形脱毛症の主な原因は、
- 自己免疫疾患
- アトピー性皮膚炎
- 金属アレルギー
だそうです。
アトピー性性皮膚炎は、ダニやほこり、花粉などに対するアレルギーが関係しているともいわれており、アレルギーは面倒な疾患ですね。
アレルギーと花粉症
日本でアレルギーといえば、「花粉」を思い浮かべますが、中山医師の話では、世界的にはアレルギーの原因として多いのは金属の「ニッケル」なのだそうですが、どうして日本では花粉によるアレルギーが多いのでしょうか、、、。
厚労省の調査では、日本国民の約30%が花粉症だということです。
今年も、日本気象協会では2015年2月末には、九州から関東北部まで花粉シーズンに入ったと報告しています。
スギ花粉症は人災か
日本人で最も多い花粉症は、「スギ花粉症」だといわれますが、戦後に国がスギを大量に植樹したからだと言われています。
戦時中の樹木の伐採を補うために国は成長が早いスギを植樹したのですが、スギをこれだけ大量に植えた国は世界で日本しかないとも言われます。
林野庁の発表では2013年度に植林されたスギの苗木は1,581万本と、2,000万本を超えていた10年前に比べると減少傾向にあるとのことだが、
国内の人工林(1,029万へクタール)のうち、スギは4割以上を占め、日本林業で最も重要な樹種に変わりはないのだという。
先の中山医師によれば、花粉症による目の縁(ふち)の皮膚炎から失明に至る患者もいるとのことで、花粉症は侮れない疾患です。
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花粉アレルギーと脱毛
中山医師は、日本のアレルギー症状に対する国の対応は、「海外に比べて遅かった」と指摘している。
日本ではアレルゲンを特定するパッチテストが1974年の薬事法の改正まで試薬として使えなかったことなどから、日本でもっとも多い皮膚炎で美容師の職業病ともいえるヘアダイや、ピアスなどによる金属アレルギーへの対応が遅れてきたのだという。
花粉アレルギーは脱毛の原因にもなる
花粉症の一般的な症状としては、
- 鼻水や涙の分泌
- 眼結膜の腫れ
- 皮膚の痒み
などですが、抜け毛の原因にもなるのです。
花粉症の方は、頭皮にも痒みを覚えます。
花粉症の対策を怠ると抜け毛が進行してしまうこともあるので注意が必要です。
花粉によりアレルギー症状が引き起こされ、頭皮にもかゆみを感じると言うことは頭皮に炎症が起こっているのです。
炎症の三大症状
- 痒み
- 発赤
- 腫張(はれ)
炎症がさらに毛根部まで及ぶと毛包の毛母細胞の働きが弱まってしまい抜け毛の原因にもなるのです。
肥満細胞から分泌されるヒスタミンは、頭皮のむくみによる血行不良もおこすことから、育毛に必要な酸素や栄養分の補給も悪くなり、ますます毛母細胞の活動を抑えてしまうのです。
まずは、
- 頭皮の乾燥を防ぐ
- 頭皮の皮脂を洗い落としすぎない
このことに心掛けてください。
あなたの使っているシャンプーを見直してみたらいかがでしょうか。
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